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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(小さな憧れ22)

2022.01.11 23:00

廊下には間隔を開けてアンパンマンのバックライトが置いてあり、トイレまでの道のりをやわらかな光で照らしている。




「パンマン、ご苦労様でし」




途中に臣たちのいる部屋があり、小さなりおが眠る子供部屋もある。




壁に手を添えて抜き足差し足と音を立てないように歩きながら、隆臣は独り言を言い始めた。




「お化けがいたのは本当なのよ、パーパが教えてくれたの」




「たぁくんがあーちゃんのお星さまからパーパのお家(うち)に来たずっとずーっと昔のことなんだって」




「外国のお化けでねぇ、とーっても怖いお顔でね」




「耳がこんなでお口もこ〜んなで空も飛んでね」




「パーパはとてもかなわなかったんだけど」




「のっぽしゃんがやっつけてくれたんだって!凄くない?かっけえよね!のっぽしゃん」




「だからもうお化け出ないんだけど、乃愛にお話したらきっと怖くなって廊下に出て来ないでそ?プププ」




トイレの前までたどり着き、口元に手を当てて小悪魔が笑ったと同時に予期せぬことが起きた。




「ミャーオ」




「きゃあ😱」




すぐ後ろで鳴き声がして、隆臣はびっくりして尻餅をついてしまった。




つづく