潤いは大事
寒いですね。
東京は数日前に降り積もった雪もほぼなくなり、ようやく通常に戻りました。
しかし、都内は雪に対して脆弱ですね。
首都高速はほぼ通行止めになるし。おかげで茨木からあの日は帰ってこれませんでした。
そしてまた、連休明けはなんだか怪しい雲行きです。
こう寒くなると個人的に困ることがありまして~。
乾燥肌なもんで、アチコチかゆくなるのですよ。
手は汚れるお仕事なんで、この時期は常にハンドクリーム塗ってます。
さて本題ですが、バイクは乾燥肌にはならないものの、
お肌と一緒で定期的な「潤い」が大事って話。
T様SR400 30thアニバ。
お久しぶりにご来店。
本日のご依頼は
スプロケットハブがガタガタになっちゃったからなんとかしてほしい~。でございます。
SRはスプロケットハブとホイールハブの間にグリスアップが必須となります。
が、潤いを与えずドライで使っていると、ハブが摩耗してガタガタになっちゃいます。
本来ここに「段」はありません。
こうなってしまうと部品交換となるわけですが、ホイール側も削れちゃってますので
ホイールハブ+スプロケットハブ交換となってしまいます。
チェーンアライメントも取れない状態で無理な負荷がかかってしまっていますので、
ドリブンスプロケットもチェーンも終わります。
従いまして修理代はけっこういっちゃいます。
ホイールハブ交換はスポーク分解(サビてれば交換)となりますし、ホイールベアリングも再利用はナンセンスですので真面目に修理するなら全交換です。
なので
ホイールベアリング(L・R)+リヤハブ+スポークセット+リムバンド+スプロケットハブ+スプロケットロックタブ(×3)+リテーナーがざっくり必要になる部品。
そこにスポーク張替え+ホイールベアリング打ち込み+リヤタイヤ脱着などの工賃がかかります。
そうなる前に定期的にグリスアップしておきましょう。
使うグリスも耐水性のある極圧グリスがよいかと。
今回は、当店にたまたまあった中古のリヤホイールを使い対応させていただきました。
ありがとうございました。