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伏見圭税理士事務所

イデコ?オデコ?

2017.09.28 14:57

年末調整も気がついたら3ヶ月後。そこでイデコのお話です。


イデコ?なんとなく聞いた事あるようなって方はたくさんいらっしゃると思います。

漢字にすると個人型確定拠出年金。別名iDeCo。


「毎月の掛金を自分自身で運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取るしくみです。」


あーーーもう、個人型確定拠出年金とか、運用とか、積立とか、その言葉聞いただけで頭から煙出てきたー!と言う方もいらっしゃると思います。


そんな方にこそ聞いてほしいです。

運用とか苦手という方でも、毎月貯金をされてる方は多いのではないでしょうか?

毎月のお給料から二万円ずつ貯金。それなら身近ですよね。


イデコは運用先に定期預金が選べるのです!


毎月単に銀行に預金するのと、イデコで運用先を定期預金にする。元本割れのリスクもなく、やっている事は同じ。ただイデコは60歳までは引き出せない。


なんだ!じゃ、普通に銀行に預金するわ!となりますよね。


しかーーし、イデコは税金のメリットがとてもあるのです。

毎月の掛金額は、所得控除になり、60歳過ぎてからの取り崩しは退職所得扱いか、公的年金扱いになります。


わーーー、もう税金用語わからないわー!頭から煙出てきたー!と、諦めかけた方!簡略した数字で説明しますので、もう少しだけお付き合い下さい。


①所得税と住民税合わせて30%の税金を払っている人がいるとします。

②毎月2万円ずつ、年間24万円イデコで定期預金を運用したとします。

③安くなる税金は24万円×30%で、なんと


7万2千円!


まじか!銀行に預けてても、利子なんかつかないぞ!利回り30%じゃないか!


ちなみに、40歳から20年間イデコしたとすると、7万2千円×20年だから


合計144万円!


60歳まで働いて毎月二万円ずつは貯金すると言う方はやる選択肢しかありません!


取り崩しの時の、税務の取り扱いや、細かいメリット、デメリット、掛金額、対象者などの詳細は楽天証券やSBI証券など、どこでもググれば情報拾えますので興味あるかたはグクって下さい。どこも分かりやすく説明してくれてます。


手続きの書類の中に、会社に書いてもらう箇所があるので、そこのハードルで諦めちゃう方も多いみたいですが、会社としても社員の将来設計やモチベーションに寄与するなら喜んで対応してもらえるはずです。1人が怖いならみんなで掛け合いましょう♪


最後に、住宅ローン控除受けてる方や、家族多くて扶養控除が沢山ある方は、そもそも税金納めてなかったりするので、税金面でのメリットは無くなってしまいます。ここは注意が必要です。


使える制度は使ってハッピーラッキーに✨