《つくり手さんインタビュー!》「まんねんファーム」萬年紀子さん
アパレル業界から農家への転身!?「まんねんファーム」の萬年紀子さんは洋服の販売員という経歴の持ち主。今から6年前、この先も今の仕事を続けていくのか、10年後はどうなっているのか、萬年さんは将来の自分について考えていたんだそうです。そんな時、両親から家の農業を手伝ってくれとの話が。悩んでいたタイミングに農業への誘い。これがターニングポイントとなり、萬年さんは農業の道へと進みました。
異分野への挑戦。それを萬年さんは「とても楽しい!」と語ります。苦労も多かったことと思いますが、「もともと植物が好きなこともあり、種をまいてうまく育った時はとてもうれしく、その野菜を求めてくれる人がいることが幸せでやりがいを感じています。両親や親せきなど教えてくれる人がいっぱいいて自分は幸せ者」と、自分の好みの野菜やお客様からのリクエストのあった品種など、葉物を中心とした多品種栽培に楽しみながら取り組んでいます。しかし、自然が相手の農業。天候に左右されるなど難しさもあると思いますが、「思い通りにいかないことも多いですけど、リベンジだー!と挑戦しています!!」とその姿勢はあくまで前向きです。
そんな萬年さんの農業のフィールドは湯田川。鶴岡の奥座敷と呼ばれ、開湯1,300年の歴史を誇り、江戸時代から湯治場として栄えてきました。市街地のほど近くにありながらも時がゆったりと流れるような落ち着いた雰囲気が漂うこの地域で、萬年さんの作物は育っています。
今日は山のがっこう祭。まんねんファームから届けられたのは、ミニトマト、いんげん、アイビー、ワイヤープランツなどなど。「前回好評だったアイビーやワイヤープランツの苗。とてもかわいいです。ミニトマトは甘くて旨味があります。どうぞ見に来てください!」と萬年さん。一日限りの学校で、季節を感じる旬の野菜や、日常に彩りを添える観葉植物たちとの出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(文:梅津一成)
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まんねんファーム(農/鶴岡市)
季節の野菜、観葉植物の苗
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こしゃって山のがっこう祭
日時:2017/10/9 月・祝
マルシェ&ワークショップ10:00~15:00
音のステージ・フィナーレ14:30~16:00
イベント詳細はこちらから↓
goo.gl/K2Acmm
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