はんにゃしんぎょう。
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今日は前々からやりたいと思っていた、『写経』を初体験してきました!
写経に入る前には、御抹茶と干菓子で癒され、初めてなので、写経の心得を教えていただきました。
写経によく使われるのは、『般若心経』。
簡潔にいえば、『心豊かに生きるための知恵』が書かれています。
ただひたすらに、見本に沿って書くのですが、これがまた難しいのです。
筆で書く習慣がないので、墨が濃くなったり薄くなったり。
細く書きたいのに太くなったり。
思うように書けないのです。
見本に沿って書いていれば、無心になれるかと思いきや、『見本に近づけて書きたい』という思考に陥っている自分を観察していました。
ずっと書いていると、色々考えるのですが、とにかく般若心経には、『無』という漢字がこれでもか!というくらいに出てきます。
また、破、老、死、呪など、私たちが普段マイナスなイメージを持つ漢字も何度も出てきます。
その漢字を書くことで、私の中ではそのイメージを浄化していくようにも、何度も書くことで、受け入れざるを得ないようにも感じました。
書き上がると、達成感と般若心経の字の美しさに圧倒されます。
今回は、薬師寺の別院で書かせていただきましたが、奈良にある薬師寺に奉納されるそうです。
そして僧侶の方々が、未来永劫、薬師寺が存在する限り、大切に供養してくださいます。
いつか私が存在しなくなっても、私が書いた般若心経は存在し続ける。
何百年も、何千年も。
それを聞いて、なんだか感動しました。
私の生きた証なんだと思いました。
般若心経の最後には、お願い事を書くのですが、私は、お彼岸のお墓参りも行けなかったので、先祖の供養の為としました。
ご先祖様がいたから私がここにいる。
ご先祖様たちが、叶えられなかった思いを私が形にし、今まで続いてきた悪しき習慣を断ち切るために。
また、般若心経を書きに行こうと思います。