同窓会を開くこと
前回の同窓会。
東京から出張で大阪に来ていた
今回の発起人でもある黒須君(3-I)と
何人かで集まり、飲んでいるときでした。
「そろそろ同窓会開かん?」
と、黒須君が突然言い出しました。
えー!?(大変やん)と、返す間もなく
「じゃ、自分らも発起人ってことでー」
「竹園押さえたでー」
「業者も手配したー」
「あれとこれ、頼んだー」
福屋工務店ばりに仕事の早い彼。
あれよあれよと段取りし、無事開催される運びとなりました。
一次会、上階のバーで二次会、近くの居酒屋、ラーメン屋……
久しぶりの再会は、惜別の念が強すぎたのか
某グループは、七次会(!)もの延長戦になったと聞きました。
しばらくぶりに会った仲間だけでなく、
高校時代はまともに話したこともなかった人ともつながったりと、
旧交を温めるひとときとなりました。
翌日、二日酔いでヨレヨレの中
黒須君にお疲れさまとメールを送ると
「次は5年後なー!」
と、まさかの返信が。
……そして、5年。
「前回と同じ、秋で(竹園)押さえるわー」
さすがは黒須君。本田圭佑ばりの有言実行。
今回もまた、同じ飲みの席にいて
その有言を聞いてしまった者達が
前回と同様、実行委員に任命されることとなったのでした。
開催には、何かと手間も時間もかかります。
皆さんと久しぶりに会いたいとは思うものの、
開催する側になりたい!とは正直思ってはいませんでした。
飲みの帰り、いつも“言い出しっぺ”になってくれる黒須君に
「いつも仕事で飛び回ってて忙しいんやし、
そもそも会開くの大変やのに
なんでいつも同窓会しようって言うん?」
と聞いたことがあります。すると、
「そーいう機会作って
ちゃんと会っとかな、あかんねんて」
「……ほんまやね」
言葉がありませんでした。ただただ同意。
いつでも、また、そのうち、
同窓会で会えると思っていたのに
もう会うことが叶わなくなってしまった人も
実はいらっしゃいます。
高校の頃のように、学校に行けば
当たり前のようにそこにあったかけがえのない時間は、
今ではもう作り出すしかないアラフィフ。
何ともいえない寂しさを感じる一方で、
実行委員の作業を通して
また違うかけがえのない時間が生まれるかもしれないことに
躍る気持ちもあります。
今回の同窓会が終わった翌日には
きっと「また5年後な」と誰かしら言い出すだろうと思います。
同窓会を開催するにあたって、
直接、または出欠のメッセージを通じて
さまざまなご意見をいただきましたが、
定期的に機会を作ることに意義があると、私たちは考えているからです。
いろんなものを抱えて
人生を全力で奔走している45歳の
一度きりの同窓会。
今回もまたひとつのかけがえのない時間となるように、
実行委員一同、精一杯努めさせていただきます。
前述のような流れで始まっているため、
実行委員会のメンバーに偏りがあるのは確かで、
「内輪受けになるのでは?」と感じられるのを恐れて
これまでどんなメンバーであるかを伏せておりましたが
そろそろ名乗ります。
今日が出欠受付の最終日となりますが、
まだ決めかねていらっしゃる方も、欠席の変更も
まだもう少し受付が可能ですので
ぜひご検討ください。
そして、今回はご参加が叶わなかったという方は
また5年後に、きっと。
実行委員
黒須 太樹 本田 信親 村尾 淳一 俣野 珠子(旧姓 楫野) 立川 彩