人が一を叩くと書く命の旅
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アタッチメントから個別化、社会化の成長過程を経てアイディンティティを確立し、社会的アイディンティティの変容をしながら「和して同せず・我であり宇宙であることの実感」の安らぎを得る旅 人が一を叩くと書く命の旅を 定住(実存的アイディンティティ)漂白(社会的アイディンティティ)というのでしょうか? これは分離と統合(遠心力・求心力、死と復活)の歩みともいえるのでしょうか? 癒しを超えた 成長・変容はどのように起きるのでしょう?
A・マズローは自己実現した人の研究をし その特徴を①孤独を好む ②至高体験(自分を超えた大いなるものと繋がっている。 幽体離脱、光と一つ、宇宙全体ととけ合う。etc.の体験)を持つと述べ、1969年「宇宙を中心とした心理学が必要」と提唱し、それを トランスパーソナル心理学と呼びました。 一方エサレン研究所(米国カリフォルニア州にある心理学・ボディワーク・アート・スピリチュアルプラクティスの体験ワークショップ施設であり、人間性回復運動の震源地)でも同じような至高体験が報告されました。 このような至高体験報告と魂の危機・霊的危機(スピリチュァル・イマージャンシー)への杞憂が相まってトランスパーソナル心理学が生まれました。 ここでの「トランス」は個を「超える」という意味を持ちます。 個を超える方向は垂直・水平の2方向に有ります。 垂直は「内面の深み・自分の深み・魂(ソウル)」に触れる方向と「高みを目指す・宇宙につながる方向ハイヤーセルフ(スピリット)」に触れる方向に分かれます。
水平方向のトランスパーソナル心理学は「私はあなたでもある」
「私はガイヤ」=ディープエコロジーを提唱します。私たちの誰もが内なる地球を持っています。たとえば地球には12ヶ月があるように人体には12経絡があり、4季があるように四肢があり、地球には365日があるように人体には365の経穴があります。また地球には5大陸6海洋があるように人体には5臓六腑があります。「小宇宙と呼ばれる私たち」のヒーリングは内なる地球の命と息吹を取り戻すことと言えます。言葉を変えると脳に記憶された否定的な感情をリリースし、統合し 、フィジカルボディ・エネルギーボディ・スピリチュアルボディのバランスをとり、自らを回復する営みです。横の『一』が成り立ち、ようやく縦の『一』が成り立つのかもしれません。人が一を叩くと書いて命と呼びます。命のベース、地球を大事 にしたいものです。