なんていうかもうthe XAVYELLSを振り返る
月に2回もthe XAVYELLSが聴けることはなかなかないので、本当に行ってよかった2公演だった。
まず18日銀座TACTでのライブ。私はここで聴くのははじめて!
脱退が決まっているTwollyさんが、ここで歌うのが最後ということで席に着くとファンの方がこんなものを配っていました。
1曲目に歌われた黄色い歓声たっぷりのTwollyさんリード曲を盛大に盛り上げるためのジャニーズ風うちわ。
ただうちわを持ちながらライブ参戦ってのが記憶にないので、どうこいつを活かすのかが掴めないまま曲終了←
でもいい記念になった。楽しそうでなによりだった。ほんっと安心した。
MCがおもしろすぎた。印象的だったのは"ほうれん草ゲーム"。
簡単そうに見えて脳ミソフル回転ゲーム。
そのおもしろさと難しさをサッと実演して見せるHummerさん、Quoさん、Rennさん。
それを「ぜんぜんできる気がしない…」と眺めるGottiさん&Joeさん。
応用&難易度アップで"にんじん"だとリズムが早くなるってのを聞いてGottiさんの「麩?」って一言がいちばんツボでした。
野菜というカテゴリーすら越えて一文字で笑いを取りに行くそのセンスがステキだと思いました笑。
そして30日山梨は桜座。はじめての地ということもあって、いつもよりおとなしめではあったザビエルズ。
Rennさんのお誕生日ということで、スタンドマイクにかぶせられたタオルをとったら、マイクではなくにんじんがセットされているというサプライズが!
ステージ中では落ち着いている様子が印象的なRennさんですが、あのビックリした顔とオロオロした動きは忘れられません笑。
私的には銀座で腹が痛くなったので、それと比べると少し物足りなくは感じてしまったのだけど、そのおかげか曲が耳に入ってきやすかった。
曲中に手前までしていたMCを思い出してふと笑ってしまったりすることもあったので←
油の量に注意っていい言葉だと思いました(笑)。
隣で見ていた老夫婦のお父さん(誕生日お祝いされてた)が、熱心にアンケートを記入しておられました。たいしたもんだなぁ。とつぶやいたりも。
某テーマパークのお化け屋敷の曲とかは、ラストの扉が閉まるシーンでは「わぁっ」と、声をあげる人もいたりして、しっかり印象が残せているとは思った。
っていうか私あの曲すごい好きだ。某テーマパークにさほど思い入れはないし、あのアトラクションに乗ったことはあるけど、あの音楽を気にしたこととかはなかったので。
最近は恐怖を通り越して、凄すぎて、変な笑いが出る←
山梨のアカペラグループソレイユとのセッションの<FUJIYAMA音頭 with Joe>は、Joeさんが背が高いのでいつもよりカラフルで天高い富士山が拝めました。
Joeさんが専門学校時はもちろんボイパコースなんてないので、ボーカルコースで学んでいたことを聞いたことがあり、まさかここでJoeさんの歌声にお目にかかれるとは思いませんでした!
なんでデジカメ忘れたの私←痛恨のミス。
ラストの全員でのセッションは、いつもゆるゆると歌い喋り、ゆるゆるとフリをこなすソレイユメンバーの、ビシッ!とした動きが見られてとてもかっこよかったです。
これまたソレイユの意外な一面も見れたステキな場面でした!
なんでデジカメ忘れたの私!!!!!←次回への自戒。
実は1度だけ静岡に来たことがある彼ら。
ただその時はケーキ屋さんというおそろしくイベントかぶりの多い職種に就いていたために、休みが取れず。
母が買ってきたCDを聞いて「はじめまして」といった感じでした。
ライブをはじめて見たのは今の1コ前のメンバーだったとき。
その後にすぐメンバーチェンジがあり、次に見たのはもう現メンバーでした。
このメンバーでの初リリース作品となったのがアルバム『FRONTIER』。
新たなメンバーとの活気に満ち溢れた1枚。
そんなわけでこちらの「はじめまして」のインパクトが私には大きかったのです。
山梨公演の朝は、それを思い出したわけでもなんでもなかったのですが、なんとなくこれかな~と駅までの車内BGMとしてこれをプレイしていました。
これの1曲目のスリリングさに心奪われ、それだけをリピートしてた時期もありました。
その曲が、この山梨ワンマンのまさに本編ラストに歌われ、個人的にはとーっても胸が熱くなりました。
だいぶ前かがみになってたと思います(恥)。
そしてTwollyさんラストだったにも関わらず別件でそわそわしてて挨拶すらできなかった人←
出会って、いちばんよくライブを見てきたメンバーのうちの1人がいなくなるということを考えると、やはり寂しいなとは思います。
けれど、8年も同じ神戸という地で暮らし、各地を回り歌った彼の功績はすばらしいと思うのです。
そんな彼の決めた道ですよ。
芯が通っているからこそ、辞めるっていう決断も今後の自分への期待も堅いと思うのです。
顔晴ってください◎
それまでリリースツアーにしか参加していなかったので、ほぼ収録曲で飾られているというライブの構成を楽しむことが多かったのですが、今回は2公演ともただただワンマンライブであらゆるリリース作品から、さらには未収録レパートリーも聴けたことで、彼らの持つ"カバー愛"をすごく感じられました。
多くの曲をGottiさんがアレンジしてると思うのですが、希望のあるキラキラした印象が強いです。同じ曲をカバーしてるプロバンドもいるけれど、聞き終わった後のファンタジック感、ドリーム感はザビエルズがいちばんかな、と。
1人1人を見ると本当に細かい演出をあの手この手…というより、あの口この口で表現しているのも見ていておもしろい。
さっきUh-Ah-で歌ってたのに、次の瞬間にはもう各々がボイス・トランぺッターだったり。
声のビッグバンドってこんな感じだろうな、と。ジャズバンドや吹奏楽との共演もあったら楽しそうだなぁ、とか。
まだまだたくさんのワクワクを秘めているバンドであるとは思うので、新体制になっても応援していたいなぁ。
スタート時間が遅いといろいろネックなのでたま~にお昼間に開催していただけると助かるのですっていう心の叫び。
アカペラってオリジナル少ないよな~ってすごくよく思うことなんだけど、別にそれが悪いと思っているわけではなく。
たぶんプロでカバーしかやってないグループってのが、彼らしかいなかったのでそれに疑問を感じたことはあった。
プロなのにカバーだけ??なんで??と。
割とライブ見始めの頃にGottiさんに「オリジナルはやらないんですか?」って聞いた記憶アリ。
でも、見ていくうちにカバーかオリジナルかはどうでもよくなった。
そんなことよりも、ステージングやMCまで含めてがプロだと改めて思わせてくれたグループな気がします。
ここのところ「(笑いすぎて)腹が痛い、腹が痛い」とうるさく言ってきましたが、それは極力、曲タイトルを控えた文章で彼らの魅力を発信しなければならない事案が発生したためであって。
でも、MCが彼らの最大の魅力ではないことは自分でもわかっているはずで、なかなかそれをどうしようかが決められずにいたのだけれども。
曲が元から持っているパワーを借りているとは言え、目の前で演奏しているのは間違いなく彼らであって、唯一無二のプロであることも間違いないのです。
スタンドマイクでのパフォーマンスはキリッとビシッとしててかっこいいしなぁ。
あれはなかなかマネできるものでもないと思う。
と、ここまで整理して「曲名なくても彼らのパフォーマンスを伝えることは可能だな」という考えに達した。
あとは自分がどれだけ受け止めておとし込めるか…に、かかっているるるるる~♪
やっぱり書かないっていう選択肢はとれそうにない。
ご迷惑にならない程度にひっそりと、そうやって今後も応援できたらと思う。
来年はいつライブに行けるのかな。
それまでになにかしろ失われた感性と語彙力が戻ってるといいな~笑。