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株式投資家の暮らしと夢

7013 - (株)IHI

2017.10.09 15:00

株式会社IHI(アイ・エイチ・アイ、英:IHI Corporation)は、東京都江東区豊洲に本社を置く、重工業を主体とする日本の製造会社です。

旧社名は石川島播磨重工業株式会社(いしかわじまはりまじゅうこうぎょう、Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd,)です。

2007年7月1日付をもって、従来略称として用いてきたIHIを正式社名に変更しました(「H」はHarimaではなくHeavy IndustriesのH)。

総合重機大手で、航空エンジン、大型ボイラー、LNGタンク貯蔵等に強いです。

JFEと造船事業統合しました。


概要を見てみましょう

幕末以来160年を超える歴史があり、重機などの重工業において、日本を代表する企業の一つです。

旧国鉄(現:JR東日本)東京駅の丸の内側本屋の鉄骨の建造(施工は大林組が担当し、1914年に開業)、永野治による日本初のターボ・ジェットエンジン開発(1945年)、日本国内最大の大型海水淡水化装置建設(1967年)、東京湾アクアライン工事用シールド掘進機納入(1997年)、明石海峡大橋のケーソンやタワー(主塔)の建設(1998年)などに関わってきました。

同社のトップは政財界でも様々な活動を行っています。

最近では伊藤源嗣が日本経済団体連合会(日本経団連)の評議員会副議長を務めていました(就任時は社長、2003年~2007年)。

1980年代に中曽根康弘首相が進めた行政改革においては、その基本方針をまとめた第二次臨時行政調査会の会長を同社出身の土光敏夫が務め、その主要政策として実行された日本電信電話公社の民営化では真藤恒が同公社の最後の総裁、及び日本電信電話(NTT)の初代社長としてその移行を実現させました。

また、稲葉興作は1993年~2001年に日本商工会議所の会頭でありました。

元来独立系の企業だが、土光敏夫が三井グループの東京芝浦電気(現:東芝)の再建に関わって以来東芝と密接な関係にあるため、三井グループを構成する二木会(社長会)・三井業際研究所(二木会直轄のシンクタンク)・綱町三井倶楽部(三井系の会員制クラブ)及び月曜会(三井グループ各社の役員間の相互親睦と情報交換を目的とする会合)に加盟しています。

一方、旧石川島重工業と旧第一銀行とのつながりから、メインバンクはみずほ銀行であり、IHIは第一勧銀グループにも属しています。

2012年10月からコーポレートメッセージを「Realize your dreams」としました。

IHI会社案内映像(日本語)


投資判断ですが、時価総額は売上高の半分以下で、営業利益率は3%で、財務は弱めです。

チャートは右肩上がりで、歴史的高値圏に向かっていますが、歴史的には現在は安値圏で、ここより上には上値抵抗線があります。

信用倍率は5倍ほどで高めです。

私の投資判断は買いです。

ファンダメンタルに割安感があり、借入金の売上高に占める割合はそれほど高くないので、財務の弱さもそれほど意識する必要はないと考えました。