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42歳、癌宣告。化学療法それとも代替療法?

初めての抗がん剤

2017.10.02 04:25

CVポート埋め込み手術の翌週、1回目の抗がん剤投与となりました。

アレルギー反応なども調べるため、1回目のみ入院しての投与です。

2回目以降は通院で、二週間に一回のペースで投与します。


抗がん剤にも色々な種類があります。

大きく分けると、

①細胞障害性抗がん剤

②分子標的薬

の二種類。

簡単に言えば、

①は正常な細胞も含めて、全ての細胞を攻撃してがん細胞の成長を阻害する薬。そのため副作用も大きい。

②は、オプジーボのような特定の細胞のみを攻撃する薬で、比較的副作用が少ないということです。(※まだまだ高額でびっくりします)


がんの部位や性質によっても使い分けられるようです。

僕の場合は①と②の両方を投与します。

約半日をかけてポートに抗がん剤や吐き気予防材、抗がん剤の効果を高める薬などを入れます。

最後に携帯容器に入った5-FUという薬を繋ぎ、持ち帰って約二日間投与します。

ポートをしているので入院の必要もなく、両手を使えるというメリットがあります。帰って自宅で投与できるというのは本当に助かります。

ちなみに、僕が現在投与しているものは

アバスチン

エルプラット

5-FU

の3種類です。

それぞれ副作用の出方も違います。

今回僕が勧められて選んだ者は、倦怠感や下痢、出血、手足の痺れ、色素沈着などです。

投与から一週間くらいは、倦怠感が半端なく襲ってきます。身体に劇薬が入っていることを実感します。

ただ、むかしのイメージのような吐き気はありません。あらかじめ吐き気を抑える薬を飲んでいるからです。

ちなみに、この薬にも副作用があり、僕はしゃっくりが数時間止まらないという副作用に悩まされました。

加えて、今回の抗がん剤には脱毛の副作用が少なく、見た目の変化があまりないので職場でも、「元気そうだね」と、声をかけてもらえるくらいに普通と変わらない生活を装うことはできるので僕にはありがたいです。

選んだ抗がん剤によって副作用も様々ですので、ライフスタイルによって使い分けることもできなくはありません。選ぶ幅はまだまだ少ないですけどね。


投与から三日目くらいから倦怠感のピークがきます。

投与から一週間は自宅で仕事をさせてもらってます。

次の一週間はかなり楽になり、会社に出勤できます。ただ、体力、抵抗力ともにかなり落ちているので気をつけなければなりません。


3クール目くらいになるとペースもつかめてきて、先の予定も立てられるようになりました。

月に一回は東京への出勤もできるようになりました。


抗がん剤を打った次の週は、体が動くことを実感します。やる気も出てきて本来の自分に戻れた気分です。


日々の食事や、取り入れている両方についてはまた次回書きたいと思います。