ミニッツFWD発表
皆さん、こんにちは。
岩崎です。
毎週月曜日はミニッツの話題をお届けいたします。
昨日まで東京ビッグサイトにて『第57回 全日本模型ホビーショー』が開催されていました。京商ブースのミニッツコーナーにおいては、2009年のMR-03以来のニューシャシー発表に多くの来場者が足を止めてご覧になっていました。
実はボディに関しても今回の発表だけで新規金型で製作されるものが4つもあったのですが、それらはボディ担当に任せるとして、今回はショー会場に来られなかったミニッツファンの方に、ニューシャシーの速報をお届け致します。
ミニッツシリーズ初となる前輪駆動の“FWD”シャシーを発表致しました。まずは、全体像をご覧ください。
どうですか?
アンテナ線の位置からどっちが前か一瞬わからなくなりませんか?(笑)
しかし、FWDと名乗っているからにはドライブモーターを前方へ搭載しています!
そのため、MR-03とは逆向きで基板が搭載されています。
こちらが後方からの写真です。
ますますわかりにくい……
今回、ショー会場にて実物をご覧になった方はおわかりいただけたかと思いますが、随所にこれまでのパーツ(MA-010/020系)を流用しています。
フロントのアッパーサスアームとナックルはMA-020から、リヤサスペンションユニットはMA-010や020Sに使われているストラットタイプを使っています。「なんだ、随分と端折ったじゃないか!」と怒られそうですが、これには理由があります。それは……まだ内緒です。発売後、手に取っていただいた時にきっとわかっていただけると思います(笑)
そして、会場でも多くの方に聞かれた「バッテリーはどうなってるの?」という問い合わせに関してですが、仕様としては従来通りの単四サイズを4本使用します。AWDシャシーのように、片側にバッテリー4本を搭載するレイアウトは避けたかったため、バッテリーは下に平積み・モーターは中央に! というコンセプトで開発しました。
限られたスペースを最大限活用し、必要なものをすべて納めた結果、外側2本と内側2本で別々のアクセス方法になってしまいました。
まずは外側。
MR-03同様にホルダーを外して脱着します。
そして内側。
こちらはバッテリープレートを外して、滑り込ませるように出し入れします。
なお、このミニッツFWDシリーズは“レディセットのみ”の販売となります。そして、組み合わせられる送信機はKT-531Pという新型になります。
従来のレディセットシリーズ『ミニッツスポーツシリーズ』に同梱されていたKT-19よりも少し小ぶりにしていて、ステアリングにはスポンジを採用しています。また、車体の基板に関しても、プログラムを再設計してKO製ASF基板+KT-18と同等の操作性を実現しています。
ブラシレス仕様のシャシーセットはないのか? 来季のレースはどうなの? とかいろいろな疑問があるかとは思いますが、12月発売を目指して鋭意開発中です! お楽しみに!