私達の身体は水
身体には60%の水が含まれていると言われています。
そうか~水なんや~って思っても実感はないですよね。
ジャブジャブした水が含まれていると言われるとそうなんかな~?
って思いますよね。
例えばもの凄く小さな風船の中に水が貯まっていて身体が形作られていると考えるとどうでしょう。
その小さな風船が細胞ですよね。
でも細胞というからには水を通さないと駄目ですよね。
一つ一つの細胞は栄養を吸収しないと駄目なんですから、完全に遮断してしまえば生きていけなくなります。
一つ一つの細胞の中をどうやって水が流れてまた抜けていくのか?
その現象って実際には誰も見たことがないはずです。
顕微鏡とかでみたといっても生きた生体の中を覗いてみた訳じゃない。
あくまでも予測でしかないはずです。
一般的には水と言われても実感はできませんよね。
どうやって流れているんだろうって不思議に思いません?
簡単に言えば細胞に膜があってその膜を通り抜けたりする訳ですよね。
それじゃ~細胞の膜は水の中に浮いているってことになります。
風船っていうイメージじゃなく、水の中に水を通す膜が浮いているって考えられる。
では、それを外界と遮断しているのはなんだろう?
って考えられませんか?
身体を保っているのは最終的には皮膚ですよね。
皮膚ってもの凄い圧力を受けて存在しているはずです。
風船のゴムって圧力がかかると薄っぺらくなります。
あれと同じ現象みたいな気がします。
もの凄く太った人が痩せるとシワになります。
一生懸命圧力に耐えているんでしょうね。
圧力があるから皮膚を傷つけるとブチューって血が吹き出てくる。
外界と内界の圧力差で出てくる訳ですよね。
でもそれもある一定のところで止まります。
風船が一枚だったら破裂します。
何重にも風船の層があったら破裂はしません。
人間の身体ってそんなふうになっているんでしょうね。
そう考えると面白いかも・・・。
境界層保持という考え方です。