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大和の巡礼(6) まとめ、そしてこれから...

2017.10.02 12:44


この「大和の巡礼」で書かせていただきましたが、ひさしぶりに奈良を訪問いたしました。

以前の奈良といえば、やはり西ノ京、斑鳩京、飛鳥京、藤原京、そしてこの界隈の寺院への訪問(巡礼、参拝ではない)が中心でした。
なので奈良公園周辺(春日大社、興福寺、東大寺界隈)、西ノ京、さらに斑鳩あたりは地図がなくても、歩いてでも行かれます。

素晴らしいところです。

ですが、今回ははじめて、本当の奈良、所謂「大和」を訪ねることができました。
そしてその布石は色々な事柄が重なりあってできました。

そもそもある大事なかたから「京都は偽物」って話を聞きました。
でも、そのときはあまりその意味の本質を理解できませんでした。
昨今の外国人訪問客で荒らされている、あるいは迎え入れる側が本来のサービスを見失っている京都の観光という程度くらいにしかイメージできませんでした。

しかし、今年4月に京都の幾つかの参拝で判明しました。

本当だ!

京都は既に1200年前から日本人の精神を失ってしまったって...


この空間に日本、いや、本来の日本人の姿はまったくありませんでした。



そこから、本質を求めて辿り着いた大和...

これが三輪山でした。


次に、神宮ご遷座の倭姫命さまの偉業。

これは数年前からかなり気になっていましたが、神宮の神官さんからこの遷宮の話と、最後に皇大神宮別宮倭姫宮鎮座の謂れをお聞きしてこれだ!って思った元伊勢... これが大神神社摂社の檜原神社でした。


さらに、これもここ数年ずっとずっと参拝責務の焦燥感を感じていた淡路と沼島。
いままで何度も徳島への通行だけで一度も降りたことのなかった淡路と、日本国発祥の沼島。そこに昨年のお伊勢からのご縁繋がりで体験できた大国魂神社参拝のながれからの大和神社


そして、実はこのブログを書いていく参考として参拝しようと思っていたのが、実はなんと一年前の同じ日の和歌山から決まっていた石上神宮


まさか、このよっつのことが一日で解決、実行に至るとは思ってみませんでした。


そしてさらに、この参拝が新たなお示しへの通過点だったことも、この日を含め、色々と形や出会いになって現れてきたことが、嬉しくもあり、自身の大事な使命感を自負させる結果になりました。


今回はそれを簡単に書かせていただきます。

今回の大和巡礼で新たに受け取ったこと、気づいたこと。
そしてその解明のために、これからの主要4つのコースが決定しました。
これは、わたくしが決めましたが、すべては今までの流れです。
順不同です。


〇国津神コース
 出雲大社とその界隈
 出雲大社にはなんと20年以上も参拝していません。
 しかし、いま、衝動を抑えられないのは、国津神と言われる方々の「正体」です。
 これはとても大事です。
 勝手な理屈ですが、国津神の真実、更にはそれを踏まえての天津神さまとの「棲み
 分け」、というか日本的にいうのなら共存共栄です。
 これをきちんと論ぜないと、やはり日本神話の本質は未来に伝わらない、継承できない
 というのがわたくしの理屈です。
 そのための巡礼です。



〇元伊勢コース
 檜原神社からスタートして伊勢神宮まで。
 これは何日かかるのでしょうか?
 今年はまだ一度しか参拝しておりませんが、例年のおかげ参りには伺います。
 ですが、アマテラスさまのご遷座をきちんと理解しないと...


〇大和成立コース
 熊野です。
 高千穂も大事なのですが、こちらは特別です。
 熊野を解明(その前に理解)しないと、大和の本質を見極められません、多分...
 大和はある意味融合点(いや、融合点か否か... です)だからです。
 そして大概の解釈は「大和」ありきの「熊野」になっています。


〇不思議なコース
 今回、とても存在を意識した二柱が、実は瀬織津姫さまと菊理媛命さまです。
 この二柱は神話には登場なさいません(菊理媛命さまは日本書紀本編ではないところに一部)
 ので、わたくしには今まであまり関係がないと思っておりましたが、今回の参拝は違い
 ました。
 いや、瀬織津姫さまは実は元伊勢の瀧原宮(わたくしがこの地球上でいちばん好きな場所
 です)で初めて意識しました。
 そのときはどこのどちらさまは分かりかねましたが、その後に教えて頂きました。

 こういう神さまは所謂、スピリチャルな能力をお持ちの方でないと分かりませし、知識だ
 けでは無理で言葉になさいません。

 でも、わたくしにはそういう能力はありません。

 ですからとても「不思議」なのです。

 その不思議コースをすでにいくつか授かっています。


次に大事なコース
主要4つに連なってこちらにもいかないと...

〇大和積み残し箇所
 積み残しと行っては申し訳ありませんが、今回行かれなかった大神神社奥宮を筆頭に、橿
 原神宮、またちょっと意味あいが変わってきますが纏向界隈(今回は本当に前を通りました
 ので...)、その他数か所。

〇国譲りコース(仮称)
 主に東国です。
 諏訪大社、鹿島神宮、香取神宮を軸に、その後、東国にどう波及していったのか??
 稲作的には記紀がらみなのですが、やはり同時に風土記を読んでいかなくてはいけませ
 ん。
 東国に関しては、若干、そこも優先してみようと思います。

〇天孫降臨コース(仮称)
 ここは色々あります。
 ・高千穂
 ・北方系コース
 ・南方系コース


ざっと、上記の予定をたてました。

しかし、やはり不思議なのは、良い意味でこの通りにはいかないということ。
そして、その通りに行かないのですが、毎回、おさとしや閃きを頂くこと。

ひとことでいえば、わたくし如きの考えでは到底辿りつけないところを色々なことは重なり合って通らせて頂いているということ。

これには毎回感動です。

なので、実は、ご一緒している方がいらっしゃったりすると、その方はもっと強烈になにかを受け取ったり、また、そういう予定でなくても急に脚やクルマがそっちへ向かったり。

わたくしはそういう能力はまったくありませんから、なので、その道筋がいつもしっかりと(人間としても)理に適っているので、不思議であり感動なのですね...


そんな訳で、大和の巡礼第一弾のご報告を終わらせて頂きます。

ありがとうございました。