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月を見る

2017.10.03 03:47

明日10月4日は十五夜であり、特に秋の十五夜は「中秋の名月」と呼ばれ、一年で一番月が美しく輝いて見えると言われている。

月は約29.3日かけて地球を一周するわけで、古来から人は月を眺め、月の満ち欠けに応じて暦を作り、そして時には恋をしたり、歌を詠んだり、物語を作ってきたのである。


ということで、今日は月の名前に思いを馳せてみたい。


新月(しんげつ)

月暦で一日の月。地球からは太陽と重なるため見えない。

見えないあたなと掛けて(欠けて)詠まれたりする。

 


二日月(ふつかづき)

繊月 (せんげつ)とも言う。

殆ど見ることができないが、陽が短い冬の空気の澄んだ頃に、繊維の様に細い月が見えることがある。

幻の恋や、一夜の恋みたいなものだろうか。



 三日月(みかづき)

初月(ういづき)・若月(わかづき)・眉月(まゆづき)などとも呼ばれる。

日没前、西の空に浮かぶ。

一般的に最初に見える月であり、歌や物語にもよく登場する。初恋や、思い初めの恋に良く馴染む。



上弦の月(じょうげんのつき)

 朔と望の間の半月をいう。弓張とも呼び、月暦の七日頃の月。日没前の夕方ごろから見えはじめる。

これも物語に良くでてくる。夢枕獏さんの「上弦の月を喰べる獅子」などが有名。



十日夜の月(とおかんやのつき)

上弦の月より幾分ふくらんだ月。特に月暦で十月十日の月をいうことがある。



十三夜月 (じゅうさんやづき)

満月に次いで美しい月と言われ、特に九月の月をいうことがあり、この日に観月の宴が行われたりする。

恋ものってくるころあいである。



小望月(こもちづき)

 月暦で毎月十四日の月。十五夜の前の月であるところからこう呼ばれている。待宵月とも呼ばれる。

あの人に会いたいと募る恋である。



十五夜(じゅうごや)

必ずしも真円ではないが、満月 (まんげつ)や望月(もちづき)とも呼ばれる。

誰しも恋の絶頂期のときは「この世をば~」などと詠みたくなるものである。



十六夜(いざよい)

既望(きぼう)、不知夜月(いざよいづき)などともいう。

 十五夜より月の出が遅くなるさまを、控えめなので、いざよいと呼んだ。

遅れてきた恋、控えめな恋もまた、情緒深い。



立待月(たちまちづき)

 月暦で毎月十七日の月。日没後に立って待っていると現れる月。そんな恋は素敵すぎるだろう。



居待月(いまちづき)

 月暦で毎月十八日の月。さらに月の出が遅くなり、もう立っては待てず、ゆっくり座って待つうちに出るところからこう呼ばれている。座るようは恋もまた良し。



寝待月

 月暦で毎月十九日の月。臥待月とも呼ばれ、寝て待つくらい月の出が遅くなるところからこう呼ばれている。月の出は20時から21時ごろ。

寝て待つぐらいの余裕があるということだろうか。



二十日月

更待月とも呼ばれる。

月の出は22時前後。

だんだん密会になってくる。



下弦

 望と朔の間の半月をいう。月暦で毎月二十二日から二十四日ごろの月。

もう終電はない。



二十三夜

 真夜中に昇る。月待ち行事として各地に伝わっている。



二十六夜

 日の出前、東の空に船の形をした細い月が昇る。



有明月 (ありあけづき)

二十六日頃 夜明けの空(有明の空)に昇る月。本来は十六夜以降の月の総称。「暁月」ともいう。有明の~と詠んだら朝まで一緒だった思い出の歌か、それを望む歌である。



三十日月 (みそかづき)

30日なので「みそか」。月末を「晦日(みそか)」というのはこのため。

また肉眼で見ることはできないので月隠る、転じて晦(つごもり)と言われたりする。年末は大晦日(おおみそか)となる。



ということで皆さま、お団子は食べ過ぎないように注意して下さい(笑)