「怠け者」習慣を変えるのに必要なこと
「理想は高いけど現状はだめだめ」
「読書や運動の習慣を作りたいけど続かない」
「気付いたら時間をいつも浪費している」
なんで思い通りにいかないんだろう。。。
ライフオーガナイズに出会う前、僕はいつもこんなことで悩んでいました。
もしかすると、皆さんにも同じような想いをされているかもしれませんね。
整理されたおしゃれな空間に憧れつつ、現実は日々の片付けすら追いつかない。
そもそも片付けるために何をどうすればいいか具体的にはわからない。
「自分は怠け者だ・・・」
と、いつしか理想と現実の差に自己嫌悪を抱くのがいつもの習慣となっていました。
今日はそんな日々の習慣を変えるためのアイデアをひとつご紹介します。
【目標は明確か】
"どこを目指しているかわからなければ、何をしても同じ。"
引用:渡辺奈都子(2015)大和書房,しなやかに生きる心の片付け
引用した言葉は少し厳しい言い方かもしれません。
しかし、確かに最終的に自分が望んでいる場所(ゴール)がわからないと、どこに向かって歩んでいても迷っているのと同じですよね。
・どれだけ明確に理想や目標を掲げられているか。
・どれだけ具体的な行動計画に落とし込めるか。
日々の習慣はこの2つに左右されます。
怠け心に打ち勝つには、「気持ちをを強く持つ!」というような根性論よりも、
実は明確な目標と達成に向けた具体的な計画を持つということの方が有効です。
参考:ナポレオン・ヒル(1999)きこ書房,思考は現実化する
以前の僕は、
「(なんとなく)本を読んだ方がいいな」
「(なんとなく)運動した方がいいな」
いう具合に、明確な目標を持たないまま習慣を変えようとしていました。
やりたいな、やらなきゃな思いながらも、ついついスマホなどで時間を浪費してしまう日々。
そんなある時、仕事でいくつかの文献を短期間で目を通さなけらばいけない機械がありました。
期日や必要な情報が明確だったため、思ったよりもスムーズに、数冊の本を読み終えることできました。
それまではなんとなく読書をしようと曖昧な取り組み方をしていたのですが、その日からは目的意識を持つようになりました。
ライフオーガナイズでいう、価値観の明確化の作業です。
なんのために本を読むのか。なぜ読みたいのか。読んでどうなりたいのか。一か月に何冊読みたいのか。
目標を明確にし、本を読むための具体的な計画を作りました。
それからすぐに習慣が変わったわけではありませんが、取り組み方と目標が具体的になったおかげで、結果的には意識せずとも本を手に取りやすい環境を作ることができました。
【習慣。それ自体は目的じゃない】
これは、日々の暮らしにおいても適応できます。
例えば「片付け」は、それ自体が目的ではありません。
片付けることによって、何を得たいのか。暮らしをどのように変えたいのか。
まずはゴールを明確にすることが大切です。
ライフオーガナイズでも、まず最初の「思考の整理」として、次のような問いかけをします。
「部屋が片付いて、どんな暮らしがしたいか。どんな気持ちになりたいか」
多くの方は「スッキリしたい」とお答えになります。笑
では、あなたにとってスッキリとはどんな状態でしょうか。
モノが全くない整然とした空間?
またはお気に入り物がディスプレイされ、整っている状態?
何も考えなくて済む空間?
好きなことに没頭できる環境?
理想のライフスタイルは、ひとそれぞれ違いますよね。
もちろん、その理想をかなえるために必要な行動も違ってきます。
思考が整理されるとやるべきことが整理されます。
具体的な計画ができれば、あとは実行するだけ。
多くの人は「何をどのように取り組むべきか」が明確でない状態のため、実行するハードルが高くなってしまっているんです。
これではまるで目的地もわからないまま、地図を眺めているような状態です。
どこに向かうべきか、どれぐらい時間がかかるか、どうやってそこを目指すのか(歩くのか、車なのか)。
ゴールと道筋、そこに向かう方法が曖昧だと、歩き出すことは難しいですよね。
日々の習慣を変えるには、やる気や根性を作るのではなく、明確な目標と具体的な計画を作りましょう。
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