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エターナル・ラブ・イスラエル

スコット(仮庵の祭り)

2017.10.04 10:32

イスラエルでは、満月の今日の日没からスコット(仮庵の祭り)が7日間にわたってお祝いされます❤                                                         仮庵の祭り 、スコットの祭、つまり仮庵の祭はレビ記23章に登場する7つの主な祭の1番最後のものです。この祭りは第7の月にある、第7番目の祭です。第7の月というのは、物事が満ちる、成就する月です。仮庵の祭りは、第7の月の15日から始まりますが、それはちょうど月が満ちる、つまり満月の日なのです。  

トーラーの規定によれば、ユダヤ人たちはこのとき、エルサレムに上るその年の3度目の巡礼であり、最後の巡礼になります。仮庵の祭、スコットにおいて、私たちは収穫が完全に満たされたことを祝います。それはイスラエルの神に、この1年間の祝福を感謝し、私たちに与えてくださったすべてのことを感謝します。作物を育てるための土地、植えるための種、作物の上の日光、水を与えるために雨を降らせてくださったことに感謝し、収穫する力を私たちに与えてくださったことに感謝するのです。

 そして、仮庵、つまり小屋を建ててその小屋を木の枝や花で飾り、その年に収穫された果物を飾り、その中で8日間暮らします。私たちはアラバ(柳の枝)と、ルラブ(棕櫚の枝)と、ハダス(てんにんか、あるいはミルトスの枝)と、エトログ(レモンのような果実)を振り、私たちの主なる神の前に喜びを表すのです。神を喜ばせる祭りなのです。

 1週間の間、仮に建てる小屋(仮庵)は、次の週には取り壊されるのですが、それはエジプトを出て40年間荒野をさまよったことを思い出させてくれます。この仮庵はまた、私たちのこの世における人生が一時的なものであることを教えてくれるのです。

 この地上において、私たちには永遠の住まいというものはありません。

 スコット仮庵は、私たちにさらに大きな「出エジプト」が待っていることと、それを待ち望むことを教えてくれます。その出エジプトとは、悲しみや痛み、罪と死のある世代から脱出して、人類の黄金時代、つまり千年王国が到来することなのです。その時には、イェス様がこの地上に帰ってこられて、エルサレムに立ち、シオンに住まいを置かれ、諸国民の中から贖われた者たちが御国に集められる時がくるのです。

 私たちが収穫の時にエルサレムに登っていくように、終わりの時においても神様が人類の中から贖われた者たちの初穂が、神の王国に集められる時がきます。そして、私たちは神と共に永遠の祝宴に入るのです。ですから、スコットは歴史における最終的な魂の収穫を待ち望むものでもあるのです。  

イスラエルの神は、私たちを呼び集めようとしておられる神様であり、スコットの祭りはそのことを示すものなのです。神様は私たちの近くにいたいと望んでおられるのです。

   神様は、私たちと共にいて、共に住み、神の幕屋を私たちの内に設け、また、仮庵を私たちの内に設けようとしておられるのです❤