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kojinkai

やることがなくなる。

2017.10.04 14:14

初期の基礎づくりの段階で、

「やることがなくなりました。」と

言われると、つくづく安心する。


毎日毎日やり続け、できることが増え、

最早手元にあるものは分かりすぎるくらいに

分かってしまう状態が作れているということ。


「完璧かい?」と尋ねれば、

「完璧ですよ!ほら!」と全部丸になって

自信いっぱいの表情を見せてくれる。

「頑張ってるじゃん。」

かける言葉はそれくらいで十分。

「次もやってみよーっと!」が

引き出せればファーストステップは

かなり上手に踏み出せたと言っていい。

指導者があれこれ「これはこうした方がいい」とか

言いすぎるのはこの段階ではよろしくない。


いつでも元に戻れる場所を、思考の起点を

作ってあげられると、学ぶ時には

とても安心感を覚えるものだ。


じっくりと溜める。

焦って全部をさせず、様々な起点を

整え、自分で前進をしてもらう。

実際いろんなことができるようになるために

必要な要素というのはさほど多くはない。


迷ったり、できないことが多かったりしたら、

またできるところに戻って、自分が何を分かっていて

何を分かっていないかを考えてもらう。

で、敵を特定して徹底的に叩きのめす。


”何が分からなくて分からないのかが分からない。”


これでは絶対に何をやっても伸びはしない。

だから、初期の基礎づくりの段階では、

絶対に自分ができる何か、を作ってあげることが大切である。