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人はみなストーリーを綴ってる

幸せってなんだろう?

2017.10.05 08:04

胸に小骨が刺さっているように

頭から離れないテレビがあります。



先日テレビで放送していた、ドキュメンタリー番組です。


※障害者の方の話です。苦手な方は読まないで下さい※



20代後半の男性(テレビ局ディレクター)が1ヶ月間、脳障害のある妹を取り続けた番組です。



妹さんは、産まれてすぐに心臓の手術をうけ、その時に脳の血管が破裂。

脳性麻痺の体になったそうです。


動くのは、手首から先と、首から上。

体に筋肉は無く、「いいよ」と、後はう〜、あ〜程度しか話せません。

笑顔と泣くことは出来ます。


母は、息子には息子の人生があると思い、介護をさせなかったそう…。

なので、お兄ちゃんの決して上手ではない介護生活が綴られた50分の番組です。



10年以上付き合っているヘルパーさんには見せている笑顔が、実の兄の介護ではでません。彼は、妹に笑顔になってもらうことを一つのゴールにしてギターを弾いたり、必死になります。



ですが、ヘルパーさんからは

お兄ちゃんだから、気をつかわなくていいから笑わないの。

分かっているの、甘えているの。

私達には遠慮があるから笑ってくれる。気を使ってくれているのよ


そう言われてびっくりするお兄ちゃん!

でもちょっと優越感に浸ります。


そして、とうとう笑顔を見せてくれた瞬間がっっ!!

そりゃあ、嬉しいですよね。

もっと笑顔を見せてほしい!

もっと、もっと!!



得意げになった彼は、その後両親に戒められます。


『笑顔を強要するんじゃない』


普通の人でも、ずっと笑顔でいないでしょう?

普通のことに笑顔を求めないで。

そんなの、妹も辛いじゃない。

どうして笑顔にこだわるの??


その言葉をきっかけに、

障害者としてみていて、妹と向き合っていなかった自分に気がつきます。




実は、妹さんは双子でもう1人の妹さん(お医者さんの卵!)も交えて、ドキュメンタリーは続いて行きます。

子供には自由に人生を選んでほしいという思いと、このまま、自分がいなくなったらこの子はどうなるのか…。

子供にも力を貸してほしい。近くにいて面倒を見て欲しい。

でもそれでは子供がかわいそうだと思う複雑な気持ち。


お兄ちゃんの一ヶ月介護がきっかけで、今まで当たり前過ぎてきちんと考えて来なかった、見たことがなかった、聞いたことがなかった姿が浮き彫りになっていきます。



このテレビを通して、改めて幸せについて考えました。

幸せって、

家族って、なんだろう?


胸に引っかかった小骨は、中々取れてくれません。






家族の幸せとはなんだろう?


私の幸せとは、なんだろう?

ずっと悩んできた自分の問い(迷路)から抜け出せるフックをもらったドキュメンタリーでした。



うまく表現出来ないのですが、ちょっと頭を殴られたような衝撃。。




最後に、お父さんが話していた言葉が印象的でしたので、記憶に残っているので、書いておきます。



自分の同年代の人は子育ても終わり、旅行に行ったり、自由な自分の時間がもてたりしている。

自分も、そうしたいと思う時が正直ある。


でも、この日常がいいんだ。


昨日できなかったことが出来るようになることが幸せじゃない。

いることが幸せなんだ。