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子どもは社会で育つ

2017.10.06 00:59

今朝、1歳10カ月の我が子を保育園に送っていったら、お部屋で「イヤイヤ」しているお友達がいました。自己主張が出てくる2歳児なら、よく見られる光景です。


「オムツ変えない?」「イヤイヤ」「オムツ変えようよ」「イヤ!」


ちょっと困っているようだったので、お節介ながら、

「あれ、〇〇ちゃんも、オムツ変えちゃう~?変えちゃうの~?」

と誘ってみました。


すると、今まで「イヤイヤ」だったのが、ニヤリと笑顔になって…


そろりそろりと、オムツ替えスペースに移動し始めたのです!


やった!私も嬉しい♪


子どもは親からたくさんのことを学びます。親も、生きていくために必要なこと、身の回りのこと、価値観や人生観、あれこれ教えます。でも親だけでは限界があります。どうしてもらちが明かない時には、周囲の力を頼ればいい。人が変わるだけで、子どもの気分が変わり、あんなに頑なに拒否していたことも、すんなりいくことがある。ちょっと間を置くだけで、できるようになることがある。子どもはそんなことも教えてくれます。


一方で、子どもは親の所有物ではありません。1人の人間です。社会に出て、いろんな価値観の中から、自分に合うものを選んで、育っていきます。親が「こうだ」「これが正しい」と思っても、子どもは違う考え方に惹かれる場合がある。子どもと適度な距離感を保ち、良好な親子関係を築き、子どもを1人の社会人として送り出すためにも、そのことを予め、親も知っておいた方が良いでしょう。


親も「子供の将来は自分にかかっている!」とすべての責任を自分で背負い込むことなく、「社会で子どもは育つんだ」との意識をもって、たまには子どもを外にぽーんと出してみると良いと思います。それが過度な干渉による虐待を防ぎ、親子にとって生きやすい、暮らしやすい社会をつくることになる。だから人と人の間で子どもも大人も学び合う保育園は良いなと感じています。


映画「いのちのはじまり:子育てが未来をつくる」では、コミュニティで支え合う大人と子どもたちが登場します。ぜひ世界に目を向けて、もっと自由に、いろんな大人と子どものあり方を考えてみませんか。11月23日(木祝)、予約はinochi_hajimari★yahoo.co.jpまで。(★を@に変えてください)

大人も子どもも、多くの方のご参加をお待ちしております!