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父の手作り甲冑教室通い その1

2017.10.06 08:01

私の父は既に定年退職をして家にいるのですが、

今年の春から毎日せっせと続けていることがあります。


それがこちらの手作り甲冑作り。

なんと 全てボール紙でできています。


毎週土曜日に3時間、

商店街の教室に通い、あとは自宅でのホームワーク。


今月末に館山城で開催される里見祭りの武者行列で、孫が着られるようにと チャレンジしてくれました。


館山市の町興しの一環で始まった取り組みのようです。


まだ完成までに少し時間がかかりそうですが、

本当に丁寧に、細かい緻密な作業を毎日毎日コツコツと。

ここまでに かかった時間は、約300時間。


設計図に従い、ポンチで穴をあけるのですが、

この前計算したら 約4000穴もありました。


以下、その工程を簡単に説明してもらいました。


1  設計図を元にボール紙にカーボン紙で複写する


2 ボール紙をカットし、両面にボンドで布を貼り付け成形させる


3 布の両面に更にボンドを塗り、ニスを塗るための下地をつくる


4 ニスを両面に塗る


5 設計図に従いポンチで穴をあける


6 威し(おどし)と言って、穴に紐を通し、各パーツを連結させたり、装飾したりする


7 必要な部分に金箔を塗る


8  …  と まだまだ続くようですが、


私は間違いなく1番の時点で挫折しそうです。


その2に続きます。