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チカぷの一日一楽

伝えかた(啓発 警鐘 声なき声を響かせる為に )

2017.10.06 10:33



Twitterで見かけた投稿に記事です。



◻️捨て犬・捨て猫問題がテーマ「新聞広告クリエーティブコンテスト」入賞作品発表


「動物を飼うことは命に関わることだと警鐘を鳴らしている」

「世の中のカワイイ志向と、捨て犬・捨て猫問題。二つの事象を一つのメッセージに昇華している。コピーとビジュアルの関係も絶妙だ」

などと評価された。と記事には書かれています。



現代における心理の問題をよく捉えた印象的な作品だと感じました。


必要とする全国のペットショップ、動物病院などには大々的にポスターを貼って目に飛び込ませてほしいですね!



さらにこんなことにも着目してほしい……なと。


「可哀想だけでは幸せにできない」

なんてのも、保護活動や譲渡の場面ではどうでしょうか。


可哀想……

そんな慈悲深い愛で救った命の先のこと… とても大事な課題だと思うんです。


今や新たな取り組みや法の僅かな隙間にさえ利用し、不幸な闇が生まれます。動物たちは、どうしてこんなにも迫害にた被害をうける立場なのかと頭を抱えてしまいます。。。


暗闇を生む場所も締めなければならない、その蛇口は既に1つではないのですから。




啓発つながりで、海外のポスターを紹介します。見かけたことがある人も多いかもしれないですね!


このポスターは、私も以前にブログにも書かせていただいたものなのですが、スイスを拠点に活動する非営利動物保護団体 SPA Geneveが新たなるキャンペーン用ポスターで、特に新しいものではないのですが、無音と暗闇のなかに浮かぶような、その目線が印象的でした。


スイスの広告代理店が手掛けたというこれらのポスターには、

よく見かけそうであり、

誰の心あたりあるような、

そんな人間が忘れがちな人間の都合で置き去りになってる『ペットの目線』を感じられます。


素晴らしい『デザイン』『メッセージ』ですよね!はじめて目にした時に、そのパワーを感じました。


言葉を話せない動物の目線

言葉のない伝えかた

日常生活を続けているうち

ついつい自分たちを優先させる

ペットをおろそかにしてしまう

そんな悪い飼い主たちへの

強いメッセージが描かれています。


家族の誕生や成長

死別や引っ越しなど

日々イベントが発生すると、家族の輪にいたはずのペットに対して、除け者、邪魔者のようなそぶりをしてないでしょうか。


人間は物事に優先順位をつけたがる。

計画して物事に取り組む。

そんな慌ただしさから、普段なら目を見て撫でる時間も声をかける時間もあるのに、些細な優しささえ気が回らなくなることがあるかもしれない。。


しかし、

そういった時こそです。


動物の存在に目を向ける時間を大切にしてほしい。


しゃがんでハグして安心を交わし合うことをしてほしい。


動物たちは、謙虚で賢く、私たちが嫌がるようなことをしない、邪魔などしない。


状況が分からないから、言葉が分からないから観察する。


言葉の分からないペットたちに不安にさせないように、確認してほしい。


大丈夫よ!って、声をかけて撫でてあげる時間を。


ごめんね!少し休んで待っててね!

と笑顔でハグして安心を与える時間を持てないのでしょうか。


常にペットは私たちを眺めている。

そこにいて、私たちを見つめている。

ペットは家族の一員だから。

忠実に家族として生きている。


こんな素晴らしい理解のある家族は、他においてもいないと思います。


自分だけが蚊帳の外に置かれたらどんな気持ちがするか考えてみてほしい。


忙しいときほど、彼らへの思いやりを忘れずにいようと思わせるメッセージがそこには込められている。


ね!ほんとによく伝わりますよね。

もしも、甘えすぎてるところが見当たったなら、ハグして素直に反省しましょう。(笑)


私は携帯のアルバムに保存して、忙しい日こそ見る事にしています。出かけ先での仕事中でも眺められるように。

疲れていても自分の都合を優先にしないで、5分でもと自宅のドッグランに連れてでたり、廊下でキャッチボールしたりして遊ぶようにしています。


皆さんも良かったら保存して使って見て下さい。言葉ではないメッセージ。




上にも書きましたが、探して見たら譲渡についての良いポスターがありました。


一般的なイラストの可愛らしいものではなく、飼うことに対しての飼い主になることの責任の在り方、重さを感じるものです。ペットの躾の前に、ペットの躾を学ぶ前に、飼い主が飼い主を学ぶこと、良い飼い主となるため、必要とされる飼い主になるためのものです。


まさに、先ほど話したような狙いのあるポスターだと思いました。


「可愛いだけでは幸せにできない」

「可哀想だけでは幸せにできない」


可愛いから、可哀想だからの冷静さに欠けた気持ち、金額が払えるからと動物を飼うことを選ぶのはやめてほしいんです。


育てるって、ともに暮らすことは、はっきり言って面倒なことですよ。

ふさわしい環境や、動物を養う生活を出来てるのか、とても大切なことですから。


殺処分にはならずとも

餌をあげて、閉じ込めていても、生かしていても、幸せとは違います。

私たちとペットがともに生き生きと生きることが出来るかどうかですから。


幸せな環境とは、適正飼養の環境のひとつには、『人間の都合に振り回さない事』これが重要なことです。


信じられない事があり

理解できない事がある

それが世の中

理解出来ないことはある事を認めてからは、かなり楽に発言できるようになりました。(笑)


なるべく理解したくて、話し合い、考えても、分からない事があるんです。まったく病んじゃいますよ(笑)

知る事と理解はべつです。


昨日まで側にいたペット、危険や健康を守る責任を持って飼育してきたはずの飼い主であるのに、屋外の危険にさらし置き去りにしたり、処分のために保健所に持ち込みして手放してしまう恐ろしい人も存在します。


せっかく、譲渡された動物も、勝手な都合や理由や言い訳に利用され、何度も傷つけられ見捨てられる動物もいます。


どれだけ悲しむことでしょう。

私がそんな経験をした動物ならと想像したら……苦しくて悲しくて、どうしたら好かれるのか分からず、たまりません


想像ができる素晴らしい人間です。

考えることができる素晴らしい人間です。軽い気持ちや感情だけでは、命に関わることはやってはいけないことです。


この『強気すぎるポスター』が生まれた背景には、ねこねこ亭さんの猫たちへ傾ける思いやりが溢れています。

記事から以下に抜粋します。


💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠


一時の「可愛い!」「かわいそう」といった気持ちだけで里親になるのではなく、『少なくとも20年』と言われる猫の寿命をしっかりと考え、20年先までの自分と家族の人生をイメージしてほしいんです。


そして、真剣な気持ちで里親になってください。時には『飼わない』という選択をすることも、また愛だと思います。


人知れず、殺処分されようとしていた子たちが今ここにいます。

里親に申し込まなくても構いません。こんなにも可愛くなって幸せをつかもうとしている姿を、譲渡会に来ていただき、ご覧になってください。


💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠💠


⇧ こちらの投稿は、昨夜Twitterで見かけたものです。


この子は、

どうなりたかったんだろう。

この子に愛を注ぎ観察し、犬の良さを見つけてくださる飼い主さんなら違う時間を生きたはず。。


買い主、飼い主となるとき、

命を飼うというのは育てること、

どういう事かを改めて考えるべきですね。人間の責任は重い。



と、このように思いを書いてRTしましたが、募集としたカタチでは、RTしませんでした。ごめんなさい。

…… できませんでした。

とても難しいと思いました。

今の私には少なくとも出来ないです。


可哀想だけでは飼ってもいけないことだと思ってます。



◻️終生飼育

この言葉の重さを理解した上で、この子に実際に会って、この子に触れてみて、その時に『終生飼育』に対して誓いが立てられるかどうか考えなくてはならないのです。


しかし、せめて、

無駄にしたくない思いでした。

せめて、この子の生きた証を無駄にしない為に、Twitterの投稿とはいえ、出会ったことの意味を大切にしようと思いました。


飼い主となる私たち

飼い方ひとつで育て方ひとつで、生死を分けること、、この事実を感じ考えなくてはいけないと思っています。



◻️犬や猫は飼い主を選べない

どんな時もこの選べないことは変わりようがない、、だからこそ、選ぶという責任の重さの意味を理解して動物と関わってほしいです。



それは、情報の拡散する側の立場も同じだと思っています。


例えば、

殺処分されずに済んだら

幸せではありません!

里親が見つかれば

幸せではありません!


関わりかたこそ様々ですが、関わるというのは、いずれも責任があるものです。


殺処分にしたくない、救いたいのは誰もが同じです。


自己満足という安堵感にはなりますが、大事なのは、ソコではないのです。犬や猫が私たちと生き生きと生きることができるのか、幸せになれるのか。。


先の譲渡会のお話にもあるように、人間の都合は持ち込みたくないものです。


すこし、、悲しい話をしてしまいましたが、この事実に目を向けて下さい。

この子に幸せを与えられる方がおられるなら、そんな嬉しいことはないでしょう。


しかし、容易な事ではありません。

現実を直視して下さい。

お願い致します。


実際には、こうした気持ちを育むことが啓発として大切なんだと思っているし、いつもこうした気持ちが伝えたいし、話したいんです。


上の2つのポスターは、29年度「どうぶつの遺棄、虐待を防止するポスターコンテスト」の受賞作品です。

⇧ こちらに掲載されています。


今回のテーマは、「どうぶつの遺棄、虐待を防止する」、まさに増え続けるモラルに欠けた人間、飼い主に対しての警鐘と問題です。遺棄や虐待などが犯罪であることを周知するため、「動物の遺棄虐待防止ポスター」を募集されたものです。


ペットブームからの数々の問題は収束どころか、次々に広がりを見せています。犬や猫だけではなく、例えばコツメカワウソ、ハリネズミ、爬虫類、日本にいない動物の遺棄にも今後は強い懸念と警戒が必要だと感じています。


ブームを起こし続けるメディアの責任はどこに問えるのでしょうか。経済効果に命を利用するのは、あまりに人道から外れたものではないのではないですか。。


家族だったはずの犬や猫が、捨てられたり、叩かれたり、世話もされず放置されていたりします。結果、82902頭の犬猫が殺処分。これは、飼い主(買い主)という愚かな豊かさが招いた結果、無責任な人間によるものです。


⚠️ 虐待とは?

・殴る、蹴るなどの暴力を加える。

・心理的抑圧、恐怖を与える

・世話をしないで放置する

・病気を放置する

⚠️ 遺棄とは?

・捨てて置き去りにすること


⇧ こちらは、過去のブログ記事ですが、愛知県蒲郡市の警察が作成したポスターについてです。皆さんの地域ではどうでしょう。


特に、野犬や捨て犬や虐待や遺棄事件などが起きた地域では、市民が声をあげて、ポスターを作成していただいて、犯罪のない地域をめざし、殺処分ゼロを目標に、地域ぐるみでの『啓発』に取り組むというのはとても良いのではないでしょうか。



ふたつ、別サイトで書いてるブログ記事を下に貼ります。今日の内容にリンクするかなぁと思いますので、お時間のある皆さん、是非よんで見て下さい。


今日も読みにきてくれて

ありがとうございました。

より良い飼い主であり、家族になれるために自分への啓発に努めながら

伝えかた…… 伝わりかたも

大切にしていきます。

Lovely days CHIKA'S MIND TRIP