【音色にはその人の"素"そのものがあらわれる】
2017.10.07 00:00
レッスン時にお母様から
「ピアノってその人そのものがでますね。」
そうなんですよね。
ピアノを練習、研鑽していく中で
普段ならあまり顔を出さない弱い自分や
逃げたい状況など年齢を問わず向き合わざるを得ない。
ある意味、真剣に音楽に向き合っていれば
幼い頃、早い段階で挫折も経験するだろうし
孤独なこともあるだろうし
目を背けたいことにも、真っ向から向き合ってこそ
心もテクニックも上達できる。
自分の弱さと対峙するのは
ほんとうにキツく感じるものだ。
ピアノを学ぶことで
そういう自分も受け入れつつ
弱い自分に負けないメンタルを養ってほしい。
テクニックがあっても
エゴイストであればそれが音になるだろう
やはり最後に人の心に響くのは
その人が大切にしているもの。
テクニックを学ぶのはある意味、当たり前のことで
そこに何を学び感性を磨いていくのか。。
ときには遠回りに無駄に感じることも
本当はとても大切なことが隠されていることも多い。
ただただ最短距離で擦り傷を負うこともなく学ぶより
いろんなことを経験して、メンタル、マインドの筋肉を
鍛え、ふくよかな演奏、人生にしませんか!