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AKNS116の英語部屋

8.中学英語 現在完了形

2017.10.08 07:48

今回は中学英語、現在完了形についてまとめていきます。



1.そもそも現在完了形って…?

現在完了形には大きく分けて下の3つの用法があります。

1.完了用法

※中学では結果用法も完了の1つとして指導されることがほとんどだと思います。

2.継続用法

3.経験用法

今からこの3つについてまとめていきます。



2.完了用法①

例えばこの文を英訳してみましょう。

「私は傘を無くしました。」

I lost my umbrella.

まあこの文だと、2通りの状況が想像できる訳です。

1つ目は、

・傘を無くして、今もまだ見つかっていない状況。

2つ目は、

・傘を無くしたが、今はもう見つかっている状況。

なぜこの2つのパターンが想像できてしまうのか。過去形っていうのは、「この状態が起こった1点」、つまり「無くした(過去)」時間の事しか表現出来ないものなんですね。ということは、「過去」と「今」という2点を表現するには力不足なんです。

では、どうすれば「過去に起こった(傘を無くした)状態が今も続いているんだ」という意味だけを表せるのでしょうか?



3.完了用法②

I lost my umbrella.

こういう時に使うのが「現在完了」という文法なんです。

やり方は簡単、動詞をhave+過去分詞形にするだけです。

今回の動詞はlose、従って完了形はhave lostとなります。

→I have lost my umbrella.

このように、「〜してしまった、などのように過去に起こった状態が今も続いている」状況を表す文法を「現在完了の完了用法」と呼びます。

ちなみに黒板にp.p.と書く先生もいるかと思いますが、ポリプロピレンではありません。past participle、過去分詞の略ですので深く考えないでくださいね。



4.完了用法③

今までのところは大体みなさんお分かりだと思うんです。

では、この文だとどうでしょうか?

I finished my homework.

この文は「宿題を終えた」という過去の一点を表します。日本語に訳してみましょう。

私は宿題を終えました。

こうなりますね。先程と同じように考えましょう。まあこれは、「過去に宿題を終えた」という意味になる訳です。では「今はどうなんだ?」という話なんです。

「もうとっくに終えたんだ」というニュアンスにしたい。

これはどのようにして表すのでしょう?



5.完了用法④

まあ「完了形を使うんだな」というのはお分かりかと思います。

では、「もうとっくに」というニュアンスを加えたい。ではどうするのか。

やり方です。haveの後ろにalreadyをつけて下さい。

よって、

I have already finished my homework.

これで、

「私はとっくに宿題を終えました」

という意味になります。

他にも、justを使うと、「ちょうど今」という意味を表すことが出来ます。



6.完了用法⑤

では否定文にしてみましょう。

まず、haveの後ろにnotをつけて下さい。

I have not already finished homework.

ですがよく考えてみましょう。「私はとっくに宿題を終えていません」などとは言いませんよね?ということは「とっくに」を「まだ」に変えなければならないんです。

「まだ」というニュアンスは文末に"yet"を付けることで表すことが出来ます。よって、

I have not finished my homework yet.

となります。



7.完了用法⑥

疑問文も、普通の文と同じように作って下さい。

助動詞の文の時はそれを文頭に出して

Can you〜?

にしたように、今回はhaveを文頭に出して

Have you〜?

にします。

よって、

Have you finished your homework yet?

になります。

ちなみに疑問文も、文末に"yet"を用いて下さい。

alreadyを使うと、「もう〜したのかい?!」などというニュアンスになってしまうので、テストで減点されることが多いです。



8.完了用法⑦

皆さんは下の2つの文の違いがわかりますか?

・He has gone to Canada.

・He has been to Canada.

一見同じように見える上の2つの文。実は、

上の文が「彼はカナダに行ってしまって、今は帰ってきているのかわからない」というニュアンスを表すのに対し、下は「彼はカナダに行って帰ってきた」ニュアンスになります。

ここはよくテストや模試で狙われます。しっかりと覚えておいて下さい。

続いては経験用法です。



9.経験用法①

I climbed Mt. Futi.

(よくMt.をMr.と描き間違える人がいますが減点ですよ!日本語に直せば確かにどちらも「富士さん」ですけれどもそんな屁理屈は通用しませんので注意して下さい笑)

話を戻します。この文をそのまま訳すと、「私は富士山に登りました」となりますよね?では、この文を「私は富士山に登ったことがある」という意味にするにはどうすれば良いのでしょうか?



10.経験用法②

こういう時に使うのが経験用法というものなんです。

やり方は先程と同じ、動詞をhave+過去分詞形にするだけで完成なんですね。

よって、

I have climbed Mt. Fuji.

これで完成です。

ちなみに、文末に

onceを置くと、「一度」

twiceを置くと、「二度」

three timesを置くと、「三度」

という意味を表すことが出来ます。



11.経験用法③

では先程の文を否定してみましょう。

経験は、「〜したことがある」という意味を表しました。ということは否定形は、「一度も〜したことがない」という文になりますよね?

「一度も〜したことはない」という意味は"never"で表すことが出来ます。

したがって、

I have never climbed Mt. Fuji.

となります。



12.経験用法④

疑問文はどうでしょう?

経験用法の疑問文は、要はこういう意味ですよね?

「あなたは今までに〜したことがありますか?」

ではこの「今までに」はどうやって表すのか?

答えを言うと、"ever"なんですね。

後は位置にだけ気をつけて下さい。

過去分詞形の前におきます。

よって、

Have you ever climbed Mt. Fuji?

になります。

最後は継続用法です。



13.継続用法①

完了用法は、「〜してしまった」、「〜したところだ」などという意味を表しましたが、「ずっと〜し続けている」という意味を表すにはどうすれば良いのでしょう?

この文を例にとってみましょう。

I lived in this town.

これだと、「私はこの街に住んでいました」という意味で、今住んでいるかどうかは分かりませんよね?

では、

私は去年からずっとこの町に住んでいます。

(住んでいるという状態が過去から今まで継続している)

という文にしたいとしたらどうすればいいのでしょうか?

今回もhave+過去分詞の形が登場します。

ああ、なら

I have lived in this town〜.

あれ、「〜からずっと」という意味はどうすれば表せるのでしょうか?



14.継続用法②

これが俗にいう「起点」と「期間」なんですね。

起点っていうのは、「ことが始まった」点。すなわち今回だと住み始めた点です。こういう時に使うのがsince、「since A」で「Aからずっと」という意味になります。

期間っていうのは、「ことの長さ」。すなわち「住み続けている期間」のことなんですね。「for A」で「Aの間ずっと」という意味になります。

今回は、「昨年から」なので、「起点」。よって、

sinceを用います。

I have lived in this town since last year.

なので、もし「2年間住み続けています」なら

I have lived in this town for two years.

などというようになります。

このsinceとforの使い分けもよく狙われます。しっかりと出来るようにしておいて下さい。



15.継続用法③

ではこれならどうでしょう?

彼は今朝からずっとピアノを弾き続けています。

さっきと同じように考えると、

He has played soccer since this morning.

となりますよね。

もちろんこれでも良いのですが、playは進行形にできる、まあ動作動詞なんです。

動詞が動作動詞の時には、基本「現在完了進行形」というものを使います。

進行形はbe+doingでしたよね?それを完了形にするのでhave been doingにして下さい。

よって、今回は

He has been playing soccer since this morning.

となります。状態動詞の時には、この形にはできません。気をつけて下さい。



16.継続用法④

継続用法の否定文は、「〜から(〜の間)ずっと〜していない」などという意味を表すのに使います。

例えば。

彼は2年間ずっとサッカーをしていません。

を英作したいとします。やり方は先程までと同様、haveの後ろにnotを付けるだけです。

よって、

He has not played soccer for two years.

となります。

書き忘れていましたが、have not→haven't、has not→hasn'tにしてもOKです。



17.継続用法⑤

疑問文もやり方は簡単、have/hasを文頭に出すだけです。

よって、

He has been in the cafeteria for two hours.

「彼は2時間ずっとカフェテリアにいます」

を疑問文にすると、

Has he been in the cafeteria for two hours?

となります。

もし期間を尋ねたい時には、How long〜?を文頭に出すこともあるということも覚えておいて下さい。



如何でしたでしょうか?

現在完了形はしっかりと出来るようにならないと、後々出てくる未来完了や過去完了でつまづいてしまうことがあります。ですので、とにかくたくさん例文を読んだり、問題を解いたりして慣れて下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました!