ベジタリアン
2017.10.08 00:09
小説あとがき
ベジタリアン
全体的にブラックギャグテイストの作品ではありますが、その本質、書き始めの原型は
幽霊の感情
動物の生き様
でした。
テレビのそれが嘘か本当か、
霊能者が語るに世界には
大量の悪霊で満ちているように聞こえます。
しかし、実のところどうなんでしょう?
こと動物霊。
人の視点からは食われた恨み、欲求不満、復讐心もあり得るでしょうか?
でも、そもそも彼らは真の意味で弱肉強食なのです。まぁそれも人の言葉ですが仮に強きに生殺を奪われる価値観に不平がないとしたら?
むしろ、全うした命の後の霊体験を謳歌しているかも?
そんな発想でした。
結果出来上がったのが
快楽犯的な牛の霊です。
ぶっちゃけ、凶悪でした。
なんといっても除霊も説得も無意味です。
その行為をただ楽しんでいますから。
作者個人なかなかお気に入りのキャラクターとなりましたベジタリアン。
短い小説ですが、御一読頂けた皆様にもう一度感謝致します♪( ´▽`)