アルカイック・ウィンド・アンサンブル2017
2017年10月8日(日)
アルカイック・ウィンド・アンサンブル2017
15:00開演
@アルカイックホール・ミニ
一年に一度のお楽しみ、大好きな奏者の方々が集まるアンサンブルです。
メンバーは左から
オーボエ⇒大フィルの大島さん
クラリネット⇒京響の小谷口さん
ピアノ⇒湊川短大准教授の大西さん
ホルン⇒フリーランスの三谷さん
ファゴット⇒京響の村中さん(ピロ氏さん)
フルート⇒京フィルの市川さん
と、超豪華メンバーです
前回の記事も画像をホールのサイトからお借りした気がする。
...まあ、私は大島さんの追っかけに近いから演奏が有るとチェックして聴きに行くのだけど(小声)
前回から気が付いたけど、尼崎とは隣町だけど阪神電車が通ってないので今まで梅田出て最寄りの阪神尼崎へ行くという超遠回りをしてましたが、JR尼崎駅とか阪急塚口駅からバスで行くというワザが判明してすっごくアルカイックホールは近くなりました(∩´∀`)∩ワーイ
阪神電車が通ってない付近の市町村の方はこの移動手段でホールに行くのがオススメです。
オープニングは、お馴染みのモーツァルト歌劇「魔笛」序曲。
演奏後にオーボエの大島さんの登場。
民主主義(?)なので話が得意な人も苦手な人も1人一曲解説なのだそうです。
しゃべるのが大好きなので何時も話しすぎて時間オーバーしてると言ってました(笑)
珍しく曲の説明もちゃんとされてて、この曲は3に纏わる箇所が多いらしいです。
1曲目がオペラの曲だったので今回はオーケストラピットのお話。
普段と違って見えないのですぐに帰れるように革靴で無い靴とか荷物持ち込みとかの方がいるそうです。
休憩時間になると覗き込む人が居るので動物園の動物ような気分になるとかetc
普段オーケストラを聴かない人でも楽しい話をしてくれました。
聴くだけで無くて汗をフキフキしたり「見る」のも意識したら楽しいとも言ってたけど...それって私の事???
お陰で普段よりも大島さんの汗フキフキを意識して見てしまった(汗)
演奏にプレシャーがかかると大島さんって汗の量増えるのよねぇ...
そして、勿論時間オーバー(笑)
どうでもいい事だけど、夏から大島さんの髪型は長髪⇒クルンクルンパーマだったのがスッキリとカットされてパーマは残ってるけど何時もの感じに戻りました。
ヤッパリこの方が落ち着く。
して「次の三谷さんは完璧な説明をしてくれます」と、人をいじるの大好きだからプレシャーかけてバトンタッチ。
ヒンデミットは色んな楽器の曲を書いてるのだけど、ホルンソナタは三谷さんは大好きな曲で学生の時に制限時間の無い卒業演奏(確か)の時に演奏されたそうです。
現代音楽っぽい木五の王道な雰囲気の曲だけど聴いたこと有るような??と、思って確認したらCD持ってました(汗)
なんとなくこういう曲って難しそう。
次はサン=サーンスの「デンマークとロシアの歌による奇想曲」解説はフルートの市川さん。
この演奏会は一年に一度なのでこの一年間の自分の良かったか悪かったかの総決算みたいな気分になるそうです。
この曲はロシアの皇后に献呈されたけど皇后はデンマークの王女だったからデンマークの要素が入ってるのだそうです。
それぞれの楽器で素敵なソロが有ると解説。
今回のプログラムの中で旋律が綺麗で個人的にはこの曲が1番好きだったかなぁ〜
ピアノの大西さんがようやく登場。他はフルート、オーボエ、クラリネットと変わった編成でした。
休憩後はファゴット&ピアノ伴奏のショパン。
解説は勿論ファゴットの村中さん(ピロ氏さん)
元々はチェロの曲だったそうなんだけど、チェロと音域が似てるので「こんな曲有るよ」って教えてもらったそうです。
ショパンらしく華やかで華麗なピアノ伴奏に乗ってファゴットの温かい音がなんとも素敵でした。
ピロ氏さんの演奏を聴くと、見た目も爽やかな好青年なのですが、見た目そのままの彼の誠実な真っ直ぐな人柄が演奏を聴いて伝わる気がします。
最後はテュイレの六重奏曲。
解説は小谷口さん。
明るく陽気で親しみやすい京都弁と関西弁が混じってる独特な訛りが印象的です。
大西さんの譜めくりの美女は奥様とか、三谷さん、大島さんと自分は同じ年とか(そうだと思ってた)も教えて貰いました。
テュイレの出身地はアルプスが見える所で王道のドイツ作曲家と説明が有りました。
聴いて納得!!ホルンがアルプスしてて綺麗で印象的でした。
曲はキッチリとしてて聴きやすかったです。
...と、いうか第1楽章から「聴いたこと有る??」と、思ってて印象的な第3楽章で「間違いなく聴いたこと有る!!!」と、確信に変わりました。
確認したらこの曲もCD持ってました(汗)
曲の完成度も皆さんの演奏も気合を感じて演奏会の最後に相応しい曲でした。
大島さんの演奏はよく聴くから感じたのだけど、この人の演奏は華が有りすぎるので完全に他の人を喰ってしまってアンサンブルの時に「オーボエの人が良かったね」と言われてしまう事がよくあるのだけど、周囲の音を意識して前に出る所と押さえる所を意識して使い分けて他の人の演奏とバランスを取ってるように感じました。
アンサンブルする機会が増えてるから色々と考えられてるのかな〜
最後はピアノ伴奏の大西さんのご挨拶が有りアンコール曲の「ふるさと」で終わりました。
しかし、このプログラムはピアノ伴奏も大変だったろうなぁ〜
既に来年の仲良しな彼らの演奏会が楽しみです((o(´∀`)o))ワクワク
◆クラリネットの小谷口さんのBlog◆
◆プログラム◆
【メンバー】
大島弥州夫(オーボエ)(大フィル)
小谷口直子(クラリネット)(京響)
大西隆弘(ピアノ)(湊川短大准教授)
三谷政代(ホルン)(フリーランス)
村中宏(ファゴット)(京響)
市川えり子(フルート)(京フィル)
【プログラム】
(Fl. =フルート、Ob. =オーボエ、Fg. =ファゴット、Hr. =ホルン、Cl.=クラリネット、Pf.=ピアノ)
歌劇「魔笛」序曲 KV620:W.A.モーツァルト
Fl. Ob. Fg. Hr. Cl.
5つの管楽器のための小室内音楽 Op.24-2:P.ヒンデミット
Fl. Ob. Fg. Hr. Cl.
デンマークとロシアの歌による奇想曲 Op.79:サン=サーンス
Fl. Ob. Cl. Pf.
序奏と華麗なるポロネーズ Op.3:F.ショパン
Fg. Pf.
六重奏曲 Op.6:L.テュイレ
Fl. Ob. Fg. Hr. Cl. Pf.
【アンコール】
「ふるさと」
Fl. Ob. Fg. Hr. Cl. Pf.
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◆オマケ◆
自分用のメモにInstagramに上げた盛りすぎ加工画像