【セクシーパスタ】アンチョビとドライトマトといちじくのパスタ
旅日記の途中ですが、たまにはお料理のことも。
「美味しいパスタって食べたときに思わず吐息が漏れる」ということで私はセクシーパスタと命名しているんですが、
たまたまですね、
水中、それは苦しい というバンドにもセクシーパスタ林三さんという名前の方がいて、
お話する機会があり、以来セクシーパスタ仲間なんですよ。
つまり、もともとはセクシーパスタさんとは関係なかったけど、知り合えたのでセクシーパスタトークくらいはできるようになったよ、くらいの関係性。
いつかなんかおもしろいことできれば嬉しいですけど。
さて、本日作ったセクシーパスタ。
アンチョビとドライトマトといちじくのパスタなんですが、
アンチョビとドライトマトだけでも充分美味しいと思いますよ。
具材は2〜3種類の方が味が決まりやすいのも確かです。
しかし、いちじくが入ることによって、とても奥深くなるというか、まろやかになる。
アンチョビの塩気といちじくの甘みが手を繋いでるという感じ。
ドライトマトの香ばしい甘味もそれだけで充分ひとり立ちしてますが、やはりバジルとの相性は抜群です。
そんな4つの食材がダブルデートしてるみたいな、楽しいパスタでした。
作り方もいたって簡単。
麺を火にかけるでしょ。
にんにく刻んでオリーブオイルと一緒にフライパン入れて香りを立たせる。
そこへドライトマトとアンチョビ入れて、足りなさそうなら塩をおぎなう。
白ワイン入れてくりくりっとして、
パスタの茹で汁入れてさらに乳化させる。
パスタが茹で上がったら、フライパンに入れて、いちじくも入れて全体を和える。
お皿に盛り付けてバジルを散らしたらできあがり。
広島って、かたくちいわしが名物なんですよ。
広島のお家じゃ「せっかく他所から広島来たんだったら小鰯天ぷらにしてあげましょ」みたいな雰囲気。
300円くらいでいっぱい入ったパックがスーパーに並ぶんですけど、これ、1人じゃ食べきれんのです。
そこで、食べきれない分を塩漬けにして熟成させてアンチョビにする。
ドライトマトもしかり。
ミニトマトがたくさん出回る夏の暑い時期に太陽に当てて干しておく。
いちじくはこないだ尾道産のが安く売ってました。
そんなわけで、そりゃアンチョビ作る手間とかかかってるかもしれませんが、食べきれんかったものを知恵を絞って保存したわけですから、このパスタはトータルで見たら100円そこそこくらいでできる、地元の恵みたっぷりのパスタだったわけであります。
やはり地元の恵みって素晴らしいですよね。
先日、古くなった土と生ゴミと、地元のお山の落ち葉で土の再生に成功して感動しました。
そして今日、新たにベランダに種を蒔きました。
広島の土で、元気に美味しくなるといいなー。