【UI研究】Ctripブラウザ版トップページ
世界の最先端に向かう中国のNo.1旅行サイトであるCtripのUIを見てみたい。日本のサイトと異なるのだろうか。
まずはスマホ版から。(アプリ版は以前の記事を参照のこと)
まず飛び込んでくるこの全面メニューは日本人なら面食らうだろう。
中国のサイトでは比較的こういうごちゃっと感は多い。わかりやすいと言えばわかりやすいが、まず検索入力の枠が設置されている欧米や日本のサイトとは全く異なる。
ホテル、航空券、ツアーと順番に並び、その後は様々な商材がメニュー化されている。
メニューの下にあるのは特集コーナーか?その下にいたっては残念ながらなんだかわからなかった。
面白いのが日本語版を含む海外版だ。言語を切り替えるとまるでBooking.comやExpediaのようなスタイリッシュな超シンプルUIに切り替わる。
メニューが並んだUIは外国では使われないという自己認識なんだろうか。
ホテル、航空券、列車の検索入力枠以外は何もない。
次はPC版。縦に長いので画面を分けさせてもらっている。
上部にグローバルナビゲーションがあり、その下に検索枠。
その下に特集コーナーがあり、各商材のコーナーとしてホテル、航空券、レンタカー、アクティビティ、観光地、その他の商材コーナーと日本のサイトの作りに近い。
日本のサイトとの違いは地図がないことと、ピックアップしている商材が多いことだろう。
日本の主力商材はホテルだが、中国のサイトはとにかく商材が多い。
さて、PC版の海外言語版もスマホ版と同じくシンプルだ。
航空券、ホテル、列車の検索枠に、ホテルであれば人気のホテルの紹介や特集コーナー、サイトの特徴が書かれていて、最後はショートカットの文字だらけ。SEO対策だろうか?
右下にチャットサービスの入り口がついてくるのが中国らしい。