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看護学生の面白い話

第6話 イベントの連続

2017.10.10 06:12

イリの歌はなかなかの名曲であった。



季節はだんだんと寒くなり、あっという間に冬になっていた。

イリとナカは相変わらずで、一緒にコストコに行き、

イルミネーションを見に行った。


人生初コストコでは、当時入手困難であった3DSとどうぶつの森を購入した。

団体Nの1年生みんなで有名なイルミネーションも見た。



12月は某団体Nにとってビックイベントがある。

それは…

「報告会」


報告会は、ご卒業された先輩や先生、お世話になっている方々を招いて

どのような活動を今年やったのかを報告する会である。

ご卒業された(エライ)先輩方の同窓会にもなる場所だ。

報告会が終わると3年生の先輩方は引退となる。

まあ、むずーーーーーかしい話を

先輩たちがむずーーーかしい顔をして話す会であった。

この年の報告会は、かなり細かい内容まで話しており、

一般の方向けではなかったかと思う。


しかしそんなことは、口に出して言うこともできず、

ただ先輩の指示に従うだけであった。


1年生の目には、身内に

「こーーんなことやってます!」「がんばってますよ!」

と言っているだけの会のように見えた。


外部の参加者は数えるほどであったと思う。


なんというか…

かなりクローズな環境。

こんなんでいいのか…。

心の中でモヤモヤした気持ちが残った。


報告会が終わりほっとしたのも束の間で

某看護大学1年生全員強制参加のキャロリングというイベントが開催された。


今回は「看護師は白衣の天使〜♪」の歌ではなく(第1話参照)、

クリスマスソングを病院の患者さんの前で

歌い、心温まるカードを配る(かなり心温まる)イベントだ。


偽物(LEDライト)のキャンドルを持ち、

病棟をまわりながら、歌を歌う。


某看護大学では歌の練習もストイックである。

アルト、ソプラノに分かれて昼休みに練習をするのだが、

練習はほぼ毎日あり、昼休みは歌の練習で潰れた。

きよしこの夜だけでなく、

少しマイナーなクリスマスソングも披露するため、練習した。

練習のおかげで、クリスマスの時期にディズニーランドに行くと、歌える歌が流れている。


実際、このイベントは本当に心温まるイベントで、

イリとナカはキャロリング委員会になり、翌年も参加することになる。