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AKNS116の英語部屋

10.高校英語 関係副詞

2017.10.11 07:20

さて、嫌いな人が多いこの単元、関係副詞です。

この単元が嫌われる理由の多くが、

・関係代名詞との違いって何よ?!

というところにあると思います。下の文を見てください。

This is the village which I was born.

この文。見た感じではOKに見えるかもしれませんが、そうではないんです。なぜか。今から詳しくまとめていきます。



1.まず2文に分けて考えてみましょう。

先程の文は、

This is the village.

I was born in the village.

この2文がくっついた形なんですね。

ここで思い出していただきたいのが、「主語や目的語ってなんだったかな」ということです。

まず主格の関係代名詞は簡単ですね。

He is the teacher.

He taught us English last year.

この2文をくっつけると、

He is the teacher who taught us English last year.

になります。この文において、関係詞whoはheと同じ。従って、関係詞以降の文で主語の役割を果たしている。なので主格の関係詞(後ろにVが続く)というわけですね。



2.目的格はどうだったか?

次にこの文を考えてみましょう。

He is the lady.

I met her at the party last Sunday.

くっつけると、

He is the lady whom I met at the party last Sunday.

となりますね。meetは「〜に会う」という意味の他動詞。つまりその直後に「〜」にあたる語が来るというわけです。従って、関係詞以降ではwhomが目的語(つまりthe lady)になるので、目的格(後ろにS+Vが続く)の関係代名詞となります。


ここまでは何となくお分かりかと思います。



3.目的語なの?副詞なの?

ではこの文ではどうでしょう。

I like soccer.

この文は主語S(I)、動詞V(like)、目的語O(soccer)で構成されている第3文型の文なんですね(文型を習っていなければ、「〜が」「〜を」「〜に」などの「〜」にあたる語を目的語と言うんだな、と思っておいてください。)

なので、もし

Soccer is a sport.

I like soccer.

この2文をくっつけるとしたら、目的格の関係代名詞whichを用いて、

Soccer is the sport which I like.

となるわけです。ならば先程の文。

This is the village.

I was born in the village.(✳︎)

この(✳︎)の文を考えてみましょう。



4.前置詞以降は…

先程の(✳︎)の文。まあ恐らくin the villageを関係詞に書き換えるんだな、というのはなんとなくお分かりかと思います。

I was born in the village.

この文の主語Sは(I)、動詞Vは(was born)、だからin the villageは…

目的語では無いんですね。みなさんお気づきでしょうか?前置詞以降はSVOCの要素には含まれません。

実はこれ、「この村で」→「産まれる」

というように、動詞を修飾していますよね?ということは副詞句なんです。

ここで「あれ、関係代名詞は主語(主格)と目的語(目的格)にはなったけど、副詞にはなったっけ?」

と考えることができればあとは早いんです。

ではどうするのか?



5.前置詞+which

1個目のやり方としては、今まで通り関係代名詞which=the villageとしてしまって、in the village=in whichの関係を作ってしまうことです。

This is the village in which I was born.

この場合whichをthatに書き換えることは出来ません。

ではもう一つのやり方とは何か?



6.関係副詞

そうなんです。それが今回の単元、関係副詞なんです。

先程のin which、なんとwhereに書き換えることができてしまうんです。

This is the village where I was born.

where:「この村の中で」→「産まれた」

これで完成なんです。先ほども書いたように、whereがすでにinのニュアンスを含んでいるため、in whereなどにする必要はありません。

ちなみに、このwhere以降はthe village、すなわち名詞を修飾しているので形容詞の文、形容詞節になります。



7.ちなみに関係副詞は…

今やったのが、先行詞が場所などを表す語(今回だとthe village)の時に使う関係副詞whereでした。

他にもいくつかあるので見ていきましょう。



8.先行詞が「時」を表す時に使う関係副詞when

私は私達が東京に行った日を覚えています。

I remember the day.

We went to Tokyo on the day.

つまりは重複部分、"on the day"を関係副詞にしてしまえば良いんです。今回は、「その日に」→「行った」になるので、「その日」をwhichにしてon whichにするか、それを関係副詞whenに書き換えるかの2パターンになります。

よって、

I remember the day (on which/when) we went to Tokyo.

となります。



9.先行詞が「理由」を表す時に使う関係副詞why①

これが私が昨日欠席した理由です。

この文を英作しましょう。

ということで、

This is the reason.

I was absent from school yesterday for it.

この2文をくっつけてしまいましょう。取り敢えず、

「この理由によって」→「休んだ」

なので、重複部分the reason(=it)をwhichに書き換えてしまいましょう。

今回の場合はこのようになります。

This is the reason for which I was absent from school yesterday.

ここまでの流れでもうお分かりかと思いますが、実はこのfor which、とあるものに書き換えられてしまうんです。



10.先行詞が「理由」を表す時に使う関係副詞why②

This is the reason for which I was absent from school yesterday.

実はこのfor which、関係副詞whyに書き換えられてしまうんですね。

よって、

This is the reason why I was absent from school yesterday.

となります。ちなみに、whyの先行詞はthe reasonになるので、省略しても構いません。

This is why I was absent from school yesterday.

これでもOKです。



11.先行詞が「手段」を表す時に使う関係副詞how

次の文を英作しましょう。

私はこのようにしてテストに受かりました。

今回、訳すべき内容は

私はこの方法でテストに受かった、ということですよね。つまりは、

This is the way.

I passed the test in it.

まあ今回も、共通部分the way(=it)をwhichにして、in whichとしてしまいましょう。

This is the way in which I passed the test.

こうなりますね。まあ今回はこのin which、howに書き換えることが出来るんです。ただしこれは注意が必要で、howを用いた場合はthe wayを用いてはいけないんです。またthe wayを書いた場合にはhowを用いてはいけません。

ということで、

This is how I passed the test.

となります。



まとめ

今回は関係副詞についてまとめさせていただきました。

とにかく今日抑えてもらいたいのは「関係副詞は形容詞節を導き、先行詞を修飾する。そしてその形容詞節の中では副詞か副詞句(名詞以外を修飾する)としての役割を果たす」

ということです。ただまずは慣れることが一番なので、たくさん例文を読んだりして覚えてください。

そして関係副詞の単元のテストでも、関係代名詞を使うひっかけ問題が出されることが多いです。

「この単元だから」ではなく「何故そうなるのか」をしっかりと理解するようにして下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました!