カボチャ好きなアメリカ人
ハロウィンの季節がやってきました。
日本やヨーロッパでもハロウィンの時期になるとカボチャが出回って、あぁハロウィンの季節かぁと思っていましたが、アメリカのハロウィン感はその比ではありません。もうそこら中がハロウィン(というかパンプキン)一色になる。 スーパーに行ったらカボチャ味の食べ物の特設コーナーが出来てるし、カボチャ自体もゴロゴロしてるし、カフェでもパンプキン味のドリンクが出現。 えっ、こんなものまでパンプキン味にしちゃうの?と驚いてしまうくらいカボチャだらけになります。クッキーやチョコレートは当たり前、他にはカボチャ味のトルティージャチップス、カボチャ味の紅茶、カボチャ味のコーンフレーク、ビール、ヨーグルト、パンケーキ…などなどほんとになんでもありです。
物は試し、ということでスタバで「パンプキンラテ」なるものを飲んでみました。9月末くらいからこのドリンクは出現し、アメリカ人はスタバにこのドリンクが出始めると秋だなぁと感じるそう。アメリカの至る所にあるスタバが一斉にパンプキンドリンクを売り始めるのだから確かに秋の風物詩的な感じですね。このパンプキンドリンク、まぁ美味しいのですが、飲み干せないくらい甘いです。シロップ少なめとオーダーした方がいいですね。
ちなみにパンプキン味と謳ってますが、肝心のかぼちゃは入っていません。シナモン、ナツメグ、クローブ、ジンジャーを調合したものらしいです。これを混ぜるとアメリカ流「パンプキン味」になる。確かにそう言われたらそういう気もするし、違うと言われると違う気もする。私の第一印象は「チャイ(スパイスの入ったインドの紅茶)」みたい、でした。
そしてこの時期、というかサンクス・ギビング(感謝祭)の時期に必ずアメリカ人が食べるのが「パンプキンパイ」。もちろん本物のカボチャを使うのが正統派ですが、めんどくさがり屋の(効率的な)アメリカ人はカボチャペーストの缶を使うことが多い様。スーパーに、すごい量のかぼちゃの缶詰めが積まれます。せっかくアメリカにいることだし、1度くらいはパンプキンパイなるものを食べてみようかと思います。日本人がある時期に必ず食べるもの、お正月のおせち、のようなものなのでしょうか。