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ゆめママのHappy aroma メゾット

愛を込めてお願いします。

2017.10.21 07:10

こんにちは♡

やっとブログを書けます…(;´ω`)


少し前になりますが、名古屋の病院に夢子ちゃんの定期受診に行ってきました。病院受診も最近は、2ヶ月に1回のペースです。本当にありがたいです。退院してしばらくは、2週間おきでしたが、体調によっては、1週間で受診をしたりしました。それが、2ヶ月空けれるようになるなんて、本当に幸せです♡採血結果も大丈夫でした(´◡`๑) 


先日受診した際に、いつも診察してくださるS先生が、

♣︎「この間、K先生に会ったんですけど、

ゆめちゃん元気ですか?って言っていましたよ。」

と、お伝えしてくれました。

❤︎「えー!K先生に会ったんですか?ちゃんと夢子ちゃんの事覚えてくれてるんだぁ」

と言ったら、

♣︎「K先生に会うと、いつも先生から夢ちゃん元気ですか?って聞かれますよ。それだけ夢ちゃんに思入れがあるんだと思いますよ。」とS先生…

S先生もK先生に会う予定がある時など

必ず、今度K先生と学会が一緒なんです。とか、食事をしたとか…いつもK先生情報を教えてくれて、気にかけてくれているようです(๑>◡<๑)



K先生…とは、夢子ちゃんが入院していた時にお世話になった担当のドクターです。

お世話になった病院は、チーム医療なので

主治医的なドクターは、いないのですが

いちよドクターの中で担当患者さんが振り分けられてるようで、K先生は、夢子ちゃんの担当をしてくれていました。

私よりすごく若い先生です(笑)

後から知ったのですが、夢子ちゃんが救急車で運ばれた2〜3日前にK先生ともう1人のH先生も大学病院から来たばかりだったそうです。

後に、K先生の相棒のH先生に

♢「僕達が病院に移って初めて来た重症な子がゆめちゃんだったから、すごく印象に残っています。」と伝えてくれました。 

確かに救急車で運ばれた時、小児科の先生がきます。と言われて待っていたら8人ぐらいのドクターが一気に来たので、私も衝撃を受けたのと、恐怖が増したのを覚えています。


そこから私達家族と、K先生とのお付き合いが始まりました。

K先生…フワ〜っとした、優しい先生。

でも、頼りなさそうな(笑)でも頭がすごくいいのに、そんな感じをさせない、天然な先生でした(๑>◡<๑)


他のママからは、K先生は、頼りないとか、説名が悪いとか、あまりよい印象を聞かない事もありましたが、

私は、K先生が大好きでした。

先生は、不器用な感じもありましたが

嘘をつかない。誠実な感じが大好きでした。正確に言うと嘘をつけない…先生です(笑)


敗血症になり、一般病棟に戻ってきてから、

これからのお話をした時に、

私が、まだ先の臍帯血移植についてK先生に聞いたら、

★「やぁ、夢子ちゃんのように小さな赤ちゃんは、移植までいくのにもすごく大変で…」

と、そこまでいけないかも?的な発言を何回かしたので、

❤︎「先生!夢子ちゃんが移植までもたないと思ってるでしょう!」

と、言ったら、

★「いや、いや、そんな事は、ないですよ〜」

と、かなり焦って言ってた感じが

どんだけ嘘下手なんだ!って感じで(笑)

一歩入った所では、ドクター達が夢子ちゃんへのリスクの高さ、敗血症になったりと

先に進む難しさを厳しく言われてるんだと思いました。親に期待を持たせては、いけないという感じでした。

でも、私は、そんな繕う事が下手な先生が

信頼できて好きでした。ちょっとカマをかけると、すぐ言っちゃう感じ(笑)

その時も、先生に

❤︎「夢子ちゃんは、絶対に大丈夫だから

移植までいける強い子だから、絶対に諦めないで下さいね!」と、お伝えしました。

先生も、もちろん頑張ります!と言ってくれました。

K先生は、すごく優しいのに感情表現が乏しいので(笑)本当に子供好き?と思うような

フワフワ〜っと感がありました。

今思うと、先生も研修医の立場だったのかなな?いつも上の先生にいろいろ指示をもらっていたりしていたし、大学病院では、研究みたいな事をしていて、病棟を受け持つのは、初めてだったと言っていたような気もします。先生も必死だったんでしょうね。

お互い必死だった感じかな?(笑)


入院中に、定期的にするマルクという骨髄検査をしてもらう際に、点滴のルートから麻酔を入れて寝かせて検査をするので

親の私は、処置室から出ないといけないので

毎回、夢子ちゃんを置いて行くのが心配で、

私が抱っこをして、処置室に行き麻酔をかけるまで私が抱っこをしていて、眠ったら

ベットに置いていくのですが、K先生がやってくれる事が多く、毎回K先生に

「先生!愛を込めてお願いします!」

「針を刺す時、めちゃめちゃ愛を込めて刺して下さいね!」と伝えて、部屋を出てきました。先生も最初は、「あっ、あーハイッ。」

みたいな感じでしたが、親の私としては、

何度やっても心配でした。検査から戻ると目がうつろで、酔っぱらっているような感じで帰ってくるので、不安でした。

もちろんどの先生もしっかりやってくれていたし、適当だと感じた事は、一度もありませんでした。でも、検査の日は、何人もの子供ちゃんの検査をするので、先生達からするとお仕事になるので…やはり骨髄検査は、ハラハラドキドキするんです。この結果によっていろいろ変わってくる訳ですし、赤ちゃんが酔っ払って帰ってくると、すごく心配になってしまいます。

夢子ちゃんだけじゃありません。

入院しているお子さんは、どの子も頑張っています。そしてその親もどれだけ頑張っているか…どれだけ不安か…

先生に意識してもらい愛を込めて針を刺してもらうだけで、親の想いが届くような気がして…。お料理でも、ただ作るよりも、家族の喜ぶ顔を思いながら、愛を込めながら作るのでは、味が全く違うのと同じ原理です(笑)


治療の中でロイナーゼという筋肉注射を打つ時があるのですが、強いお薬で副作用が出やすく、夢子ちゃんも蕁麻疹が出てしまったりして、アレルギー薬を打ってから、ロイナーゼを打ってもらっていたのですが、その注射は、病室のベッドで私の前で打ってもらうので、毎回私に、

❤︎「先生!今日も愛を込めてお願いしますよ!」

★「はい!愛を込めて打ちます。」


と、もうコントの様な…笑

このくだりを毎回していました。事ある度に…

❤︎「私の大切な夢子ちゃんに愛を込めてやって下さいよ。」とか、検査などについていけない時は、看護師さんに

❤︎「K先生に、やる前に夢ちゃんのママが合言葉は?って言っていたと確認してからやってもらって下さい。」

と、お願いしていました。その看護師さんも小さなお子さんがいるので、気持ちがよく解ってくれ、ちゃんと確認しますね!

と言ってくれ、終わった後も、合言葉?ってビックリしてたけど、ちゃんと「愛を込めて!」と言ってました。と報告してくれたり…


もう洗脳の域です(笑)先生の脳に愛を擦り込み作戦です!  ऀืົཽ≀ ͔ ͕̮  ऀืົཽ✧॰


もちろんそれ以外でも私のおばさんパワー炸裂で、先生のプライベートとかいっぱい質問ぜめしたり。コミュニケーションをいっぱいとっていました(笑)。先生は、結婚していて、奥様の事をすごく大切に愛してるのが伝わってくるので、そんな所も大好きでした。


そして、長い入院生活の中で、K先生と

愛のエネルギーを一緒に育んでいく中で

臍帯血移植までいく事ができました。

移植前にも、夢子ちゃんへの移植のリスクの高さ、助からない可能性。脳の手術を何度もしていて、神経をいじるような手術をして移植をした例がないなど、ドクターからいっぱい説名がありました。その中でも進めないといけないので、K先生も頑張ってくれました。

いつも夜遅くまでお仕事しているのに、

夢子ちゃんの担当の看護師さんが、(担当看護師さんとの事もいっぱい書きたい事があるので、また書きます笑。)


「K先生、夢ちゃんの移植の為にすごく気合いいれて頑張ってますよ。朝も早く来て夢ちゃんの事やってますよ。なんか、先生すごいですよね。」

と、伝えてくれました。本当に嬉しい気持ちになりました。

先生の愛がすごく伝わってきました。

親の私達も不安でしたが、リスクの高い移植をやって下さる先生方だって不安なはずです。K先生もいろいろ準備をしてくれていたんだと思います。移植とかK先生だってそんなに経験されていないから、不安だったと思います。でも、経験豊富な先生よりも

私は、K先生に頂いた造血幹細胞を夢子ちゃんに注入してもらいたかったです。

どのドクターも本当に素晴らしい方ばかりでしたが、私は、K先生にしてもらえて本当によかったです。だってK先生と一緒に築き上げてきた感じがあるから。きっとK先生は、最初は、私の事恐かったかもしれないけど(笑)

担当看護師さんと、K先生と、私たちの

絆みたいなものができてきているのを感じてきていたし、私は、何より先生の事を信用していました。相手を信じる事って難しい事ですが

夫婦においても、お友達にしても、自分の感覚で、曇りのない眼で相手をみて信じる事は、とても大切に思います。そして

信じているから相手もまた信じてくれる。

そして、大切にしてくれるのだと思います❤︎

そして、移植当日も、もちろんK先生は、

夢子ちゃんの小さな身体にスーパー愛を込めて造血幹細胞を注入してくれました。

夢子ちゃんのクリーンルームには、アロマランプから優しい精油の香りが漂って、優しいエネルギーの中、移植が行われました。

ただ、立ち合いのドクターや見学のドクターなどの外野が多いのがビックリでしたが笑…


外野がいっぱいの移植風景です。私の後ろにもドクターが数名いました。夢子ちゃんは、私の腕に抱かれています❤︎

K先生が、スーパー愛を込めて注入してくれているところです。

先生も緊張していました( ´・‿・`)



そして、無事に移植ができ、生着し、

退院間近の最後のマルクをやってもらった夕方の回診で、K先生の上司の先生がきてくれ


「今日のマルク、K先生が、これが夢ちゃんの最後のマルクか〜って言って、いつも細胞の数を声を出してドクター達で数えるんだけど

K先生感慨深く夢ちゃんの数を声だして数えてましたよ〜。」

と、わざわざ教えてくれました。

感情を出さないK先生のそんな様子を聞けて

先生の想いが伝わり嬉しかったです。

入院中、本当にいろいろな事をがあったから

その度に先生も本当に翻弄されたと思いますし、いろいろな思いがこみ上げてきてくれたのだと思います。


そして、退院に向けても夢子ちゃんと私達家族が困らないように、退院後のいろいろな手配をしてくれました。


私の希望も確認してくれ、

⚫︎週一の訪問看護師

⚫︎週一の訪問リハビリ

⚫︎月一の地元小児科医の訪問診療

⚫︎保健所のリハビリ

⚫︎市民病院への連携


全てK先生が、ソーシャルワーカーさんと相談して進めてくれました。訪問看護師さんが名古屋まで来てくれ、先生が面談してくれ

夢子ちゃんの状態を説明してくれました。


担当看護師さんは、

「K先生、最近また朝早くから来て夢ちゃんの退院に向けての事をやって張り切ってますよ。」と伝えてくれました。

本当に夜遅くまでお仕事をしているので、帰って少し寝てまた早く病院に来て、夢子ちゃんの為にお仕事をしてくれていた先生に本当に感謝しかありません。

後にわかったんですが、訪問看護師さんが

普通は、こんなに病院でやってもらえないから、訪問看護とか、リハビリ知らない人も多いんだよ。よくやってくれる先生だね。と

教えてくれました。

退院してなお、K先生のしてくれた事に感謝がわいてきます。


愛を込めて…とお願いしていた私の方が

先生からいっぱいの愛を頂きました。


先生は、夢子ちゃんが退院した3ヶ月後に大学病院に戻ったので、今は、いません。

でも、K先生の事は、いつも思い出します。

先生の事を思い出すと、自分の中にいっぱい感謝がわいてきます。

そして、大学病院に行って2年を過ぎても

夢子ちゃんの事を気にかけてくれて本当に嬉しいです❤︎

大学病院でもきっと、沢山の子供に愛を込めて治療をしてくれているかと思います。


退院してから何度かお会いしましたが、

またK先生に会いたいな〜ପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ

願っていたらきっと会えるよね❤︎


夢子ちゃんの初ベビーカーをK先生に押させてあげました(笑)

K先生とソーシャルワーカーさんと退院後のミーティングに出かけるところ(╹◡╹)

退院の時の写真❤︎

K先生と担当看護師さんのチーム夢子の写真❤︎


長文を読んで下さりありがとうございました。まだまだ溢れる想いがいっぱいありますが、この辺で失礼します(íoì)