利尻島の紹介と「鴛泊(おしどまり)」の由来
2018.01.25 04:45
「海の駅おしどまり」。
利尻空港とともに利尻島の玄関口であるフェリーターミナルです。
2014年にフェリーターミナルがリニューアルして北海道の離島では初めて、ボーディングブリッジが設置されました。お年寄りの方、車椅子の方、また悪天候のときなども容易に乗り降りできるようになりました。
また、エスカレーターがあるのは、利尻島では鴛泊フェリーターミナルだけだとか!?
さて、利尻島は日本の人が住んでいる島としては、16番目の大きさ
石垣島より少し小さくて、宮古島よりは大きい、周囲55kmの円形の島
人口は、利尻富士町 約2700人 利尻町 約2300人 あわせて5000人位です。
利尻富士町 40年前約7000人 30年前5520人 30年間で約半分になりました。
ここ数年、人口は少しだけ増えているが、過疎化・高齢化は確実に進んでいます。
二シン漁が全盛期だった昭和初期は、最も多いときで20000人いたといわれています。
昔アイヌの人々が暮らしていたため、利尻島の地名のほとんどがアイヌ語に由来しています。
フェリーターミナルがある「鴛泊(おしどまり)」という地名も例外ではなく、
”岬の根元にある入り江”という意味の「オッストマリ」が訛って→「オスドマリ」→鴛泊
「鴛鴦(オシドリ)」の「鴛」という字を当てたという説が有力です。
利尻島郷土資料館でも利尻島について知ることが出来ます。
http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/secure/1296/rishirito-historicalmuseum.pdf