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みきと幽霊界の支配人

僕らの一瞬の夢~時を越えて素直に生きる~8

2017.10.13 15:08

・・・半年後・・・

小児病棟の1室(昼下がり)


すっかり心を開いてくれたかずまに、

弟のように対応するみきと一葉


みきに相談を始めるかずま


かずま『なぁ・・・ミキハウス・・・

聞きたいことがあるねん!』


みき『あのさぁ~その ミキハウス! って辞めてくれへんかなあ…まっ!かずまが、こうして素直でいてくれるなら、いいけど!聞きたい事ってなに?』


かずま『一葉とミキハウスは、何で僕に子供らしくない!って・・・僕に.....何で.....笑いなさい!とか...他の大人みたいに、言わへんの?』


みき『大人は、すぐ流される!かずまは、流されずに、ありのままのかずま!でいればいい!』


かずま『ミキハウス・・・なんかカッコええ!!』


みき『せやろ?!この言葉は、一葉がしんどい時、私のPAPAが一葉に言った言葉やねん!!一葉は、・・・ずーっと一人で・・・』



しばらく、考え込んでいたかずま


みきに思いを打ち明けていく


かずま『なぁ・・・ミキハウス!僕は、とぉちゃんに捨てられた…僕の病気が見つかって、すぐ!とぉちゃんは、僕とかぁちゃんを捨てて、女の所に行った。僕のせいで・・・

かぁちゃん・・・僕が居なくなったら、幸せになれる?』


みき、下を見て考える...。


重い口を開き始める


みき『かずま!かずまのかぁちゃんは、かずまが居るから、毎日幸せやな!って想ってがんばれてるんやで!』


みきの話を目を逸らさず、

食い入るように聞くかずま


話を続けるみき