[アーカイブ] 北大阪急行8003f 全般検査・復帰までの記録
9月4日、北大阪急行の8000形第3編成が試運転を行い、翌日5日に運用に復帰しました。去年6月に桃山台車庫に全般検査のため入場してから約1年6ヶ月にわたる検査となりました。
今回は8003fが入場し、復帰するまでを、Twitterの情報をもとに追おうと思います。
- 検査前
6/2 運番84
6/4 運番80
6/5 運番83
6/6 運番85
6/8 運番84
6/9 運番82
6/10 全般検査中だった8005f、試運転
- 6/11 全般検査へ
6/11
8003fに休車札が掛けられているのが目撃されます。この日(もしかしたら前日の10日?)をもって、検査に入りました。
この2日後、同じく検査に入っていた8005fが復帰します。
6/13 8005fが運用に復帰
- 全般検査中の目撃情報
8月中旬~9月中旬 8003f、モーターカーに牽引され車庫奥のピットへ。
11/3 北急ふれあいフェスティバル
桃山台車庫の一般公開の際に、車庫奥のピットで目撃されます。カバーとライト、行先方向幕がが外されています。また、検査用の仮台車に乗せられています。
12/3
一ヶ月後、再び目撃されます。外から伺うことのできる変化は見当たりません。
2/19
2月、再塗装が完了します。ちなみにこれが自動塗装機の最後の仕事となりました。
4/22 北急ふれあいフェスティバル
今回のふれあいフェスティバルではなかもず寄り5両が展示されました。塗装がピカピカです。
(写真提供:ようちゃんさん)
5/10
この日、11番線に姿を現しているのが目撃されます。
5/12
行き先方向幕とライトは戻ったものの、ライトカバーはまだ戻っていません。
5月
誤字訂正(まいやんさん):1ヶ月くらいに→1ヶ月くらい前に
6/30
いよいよ台車が再組み立てが始まります。8003f用の車輪が用意されました。
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- 復帰に向けて最終工程へ
8/2
8003f千里中央寄り5両が姿を見せました。妻面にパイプが追加されていることが確認できます。
8/8
8/26
分割されていた編成が組み立て直され、通電試験が行われました。ライトカバーも元どおりになりました。ただしこの段階ではまだ連結器カバーはありません。
8/28
9/3
連結器カバーが取り付けられます。これにて必要な検査はほぼ終了し、試運転を待つのみとなりました。
出場試運転へ
9/4
連結器カバーの取り付けを確認した翌日、8003fが出場試運転を行いました。珍しく午前中に始まった試運転は、桃山台~千里中央~江坂を異例の4往復し、桃山台車庫に入庫しました。
なんと翌日に復帰
9/5
試運転後の調節などを急いで終わらせたのでしょうか、試運転の翌日には営業運転に復帰しました。初日の運用は夕方に出庫する運番87でした。
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復帰までの日数...450日
今回の検査に要した日数は2016年6月11日から2017年9月4日まで数えて450日でした。これは前回の8005fの検査や、GTOインバーターからIGBTインバーターへの更新工事を行った8006fを超える日数で、長めの検査期間となりました。なぜインバーター工事を行った8006fさえ超える日数を要したかは不明です。
なお今回の検査は8000形リニューアル車では初めての全般検査となりました。
次の検査は・・・?
次に検査に入るのは、デビューから3年の9001fか、今年度中に予定されている8000形リニューアル工事を受けると思われる8007fか、その両方を同時に行うか、だといわれています。事実、9001fと8007fはどちらとも桃山台車庫でなにやら検査中であることが目撃されており、続報が期待されます。(これについては別記事でご紹介します。)
Special Thanks:
北急8005fさん、北急8006fさん、としかずさん、まいやんさん、Midosuji-lineさん、ももやまだいさん、hikariさん、ようちゃんさん
ツイートを使わせていただき、ありがとうございました!!