男子とのピアノトーク。

男の子は基本的に体育会系であり、

ピアノなど音楽とは無縁な子が多い中、

現在通塾中の子の中にたった1人ピアノを

習っている男の子がいまして。

先日、bluestone alleyを弾いた動画を

アップしまして、それをその子にも

見てもらったんです。

その子もピアノタイルにはかなりハマっていまして、

この曲を好きだと言ってました。

「先生、弾いてましたけど、この楽譜って

あるんですか！？」

「調べるっていうのはとても大切でね。

人は探究心を失うとつまらないものなんです。

実はあったんですよ。」

すぐに曲名をメモって帰宅していきました。

この子も私と同様に音楽を愛する人の1人のようです。

そして、彼とはもう1年くらい一緒にいるので

よく分かりましたが、自分が欲しいと思うものは

独学でどんどん手に入れていくタイプなのだ、と。

数学雑誌なんかも読むのが好きですし、

昨今はようやく最も不得意だった英語の学習にも

ハマり始めて、この子はハマったら大丈夫という

妙な確信も芽生えて来ています。

いつも雰囲気はどこか一歩引いている感じで、

そして典型的な理系体質な子です。

将来は東京理科大とか行ったら？とか言ってます。

まあ、そのためには得意だと思っている数学にも

実は足りない要素があって、彼には常々それを

指摘しているのですが、なかなかに頑固で。笑

まあ勉強の話は置いておいても、

自分が大切にしている世界があるというのは

大切なことだと思います。