「私らしさ」と「母」の機能

2017.10.13 02:55

私は、当時にしては珍しい「自分らしさ」「キャリア」を追求したバリキャリの母に育てられた。

.

日常的な育児は、ほぼ祖父母にまるなげ。

母は管理職まっしぐら、夜間に大学院にも入り直し、年末年始はこもりきりで論文執筆。地域の中で女性初の◯◯みたいなものが多かった。

仕事がとにかく楽しくて仕方ない、自分らしさが大切だといつも言っていた。

.

.

大きくなると「人」「職業人」としての尊敬を待てるようにはなったけれど、でもどこかで、当時は「母」の部分も欲しかったと思うことがある。

.

.

大人になれば大人の事情はわかる。

だけど、子供には子供のときに必要な要素もある。

.

.

現代の女性が過剰にしばられている「母親としての常識」から自由になること、そして「私は私」も大切だけれど

「日常としての、母としての機能」まで忘れてはならないと、個人的には思う。

.

その「機能」が何なのか、どこまでなのかは、1番日々悩むところなんだけどね。

.

.

色々な考えがある中での、私なりの、子育ての軸。