世界に溢れている「色」のお話
2017.10.16 15:00
教室の壁に貼ってあるこれらの写真&名言集を見て、
小学生の一人が「外国ってカラフルだね」ってつぶやきました。
なんとも素敵なつぶやきに興味が湧いて、
「ちなみに日本は何色の感じ?」って聞いたら「きれいな白黒」だって。
喜んでいいのでしょうか。
「どっちが好き?」と訊くと、
「色がいっぱいの方が楽しそう」と、満面の笑みで答えてくれました。
素晴らしい感性ですね。
世界には色が溢れている。
それをどう捉えるかは各々の勝手だし、
好き嫌いだって別々。良い悪いなんてのもないし、
決まりきった答えも、もちろん間違いだってない。
でもね、大切なことは、ある。
それはね、
彩り豊かな場所にも、
スマートでシンプルな景色にも、
君は君の自由でさ、
色を足すことができるってことだ。世界は君の好きな色にできる。
いつか白黒の世界から抜け出したかったら、
君は空を飛んで好きな場所へ行けばいいし、色付き眼鏡をかけてもいいし、
その場所に絵の具を塗ってぐちゃぐちゃにしちゃってもいい。
机の上に好きな小物を置くのも、大好きな音楽をかけるのも、
雨上がりの空に虹を見つけようとするのも、あんまり人に迷惑をかけなければ、
基本的には自由だ。嫌な場所に無理やり居なくてもいい。
世界には色が溢れている。
君は君の好きな色を、いつだって、今からだって、
見つけに行けばいいね。
そして本当にもしかしたらだけど、
大人の役目ってさ、
好きな色の作り方や探し方や増やし方を、
ちょうどいい綺麗な色の塗り方や配色のバランスや混ぜ方を、
子どもたちに教えてあげることかもしれないね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
人生はたった100年で一度きりだからなるべく好きな色に囲まれたいですね。