倉庫改装、久々。 〜さらにさらに篇〜
久々に瀬戸市のtalo-Kさんとこのみちば屋さんで作業してきました。
今回のご依頼はこの正面のスレートの割れたところを直す、というもの。
まぁ、スレートの部分を交換っていうのが主な内容ですね。
talo-Kさんはエクステリアのプロなので、このスレートは事前に手配していただいてて
この作業の日にはバッチリそろっていました。
このための脳内作業素振りもしっかり終え、あとは作業するだけ、って感じですな。
まず作業の最初に各板に番号を書いておきます。
今回は新しいスレートの板に元々の板をトレースして新部品を作ると言う
ズルい作戦(笑)なので、しっかり順番がわかるようにしておきます。
この真ん中の割れは、トラックがその昔当たったとこらしいですな。
どんどん解体の様子。
解体した板は全部で9枚。
今度は逆回転的に最後に外した板から部品の大きさを出してダイヤモンドカッターで
カットしていきます。
まぁ、石とか切るヤツなんで楽勝カット、ですね。
そうそう、この切り出したパーツには、元々の板に着いていたフックの位置もトレースして
ドリルで穴を開けておきます。
そして新規部品を貼付けていきます。
少々高所作業なので、部品を持ち上げるときは少し緊張しつつ作業しておりました。
真ん中の部品が最大に重いわけです。
そこを越えたらホッとしてきますが、ここで僕の心の中では
『過ちは、やすきところになりて、必ずつかまつることに候ふ。
(失敗は、簡単なところになって、必ず起こるものでございます。)』
吉田兼好 徒然草代109段より
という言葉がぐるぐると回ります。
最後だからこそ慎重に。部品が軽くなったからと言って油断せず。
そんな感じで作業していきます。
そして、無事スレートの壁、張れました〜〜!!!
と喜ぶものの、あまりにも地味な仕上がりのため誰がこれを気づくのだ?と
ついつい自問自答です。
まぁ、わかってくださる方もいるだろう!という事で今回は作業終了です。
また、ここにみちば屋さんの看板がつくかもしれないので、そこも僕がやらせて
いただける事に。
さぁ、またしっかりやっていきますかねぇ。。