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栗原貴子のでこぼこオンナ道

40歳からの美容論。<ハピネス ダイエット>

2017.10.14 06:19

こんにちは。栗原貴子です。

ヤーマン様の会報誌『Kirei up Style』にてダイエットの連載を担当しております。

around20歳のころにダイエットをして以来、私は油断すると太る体質であると自覚。

着物の寸法をキープしたいという一心で、体型維持に努めておりまして。

そのメソッドをお話したところ「面白いですね!」と連載ページを頂戴した次第。


ブログでは『Kirei up Style』のスペースの都合上、書ききれないことを書いていきますね。

若い頃は健康は「当たり前」であり、美容に特化して意識できたけれど。

年齢を重ねると「健康」は当たり前じゃないということに気が付くようになり。

多くの女性が四十路の声を聞く頃には「健康あっての美容なのだ」と気づきます。

この「健康」は体はもちろん、心の状態も含めてのことであり。

健康な

心身なくして

美容は語れない


ダイエットならば「食べるのを我慢する」とか「運動は苦手だけど頑張る」といった「我慢」や「頑張り」によって突き進んでいくと、ストレスが溜まって「我慢して頑張ってるのにちっとも痩せない」という状態になるし。


そもそも我慢や頑張りって続かないし。


という負のスパイラルに陥るので。


ま、いいか!


ぐらいの気楽な感じで、ストレスにならないようにいることがとっても大事。


加齢による容姿の変化を指して「劣化」と言う言葉を使う風潮、私は嫌いなのだけれども。


どんなものであれ何もしないでいたら「劣化」するのが世の常。


私が愛する着物だって、何もしないで箪笥にしまっていたら劣化します。

そこで、風に当てたりして

お手入れ

するわけですね。


お手入れっていうと、あれこれ手をかけるようなイメージがあるけれど。


汚れをためない

温度湿度、直射日光に気を付ける


といった最低限のことを、きちんとやろうね、ってだけのことでもあります。


こうして書いてみて、着物のお手入れとスキンケアって似てるというか。


同じじゃん!


って気づいたのですけれど。


だいたいのモノやコトの「お手入れ」ってそういうものなのですよね。


ダイエットについても


適度に食べて適度に体を動かすことが大事。


摂取カロリーが消費カロリーを上回るから「太る」というバランスの問題なのでありますよね。


甘いもの大好き💛

やめられないよね💛


というのはガールズトークの登場頻度の高い話題ですが。


私も甘いモノ大好きなのですけれど「太っちゃう~」と気にしながら食べることをやめて。


ほどほどの量を

おいしくいただき

大満足。


という風に考えるようにして「ほどほどの量ではおさまらない理由」にクローズアップしてみたら、そこにはストレスがあったりするわけです。


つまり「食べ過ぎる」というのは現象であって、問題の核は「ストレス」なわけですよね。


さて。


日本の文化には「目で味わう」という概念がありまして。


見て満足する。


という方向で心を豊かに満たすという考え方が存在するのです。


生和菓子など、食べるのがもったいないぐらい美しいですよね。でも、賞味期限がめっちゃ短いので今日中には食べなくてはならない。だから、納得いくまで眺めつくしていただくということをしていると。


あれ?

すごい満足感💛


になるから、人ってほんとに不思議です。


心が豊かになる、ということはストレスが軽減するということでもあるので「いかにして自分の心を満たしていくか」が健康はもちろん、美容にも大いに関わってくるわけです。


「幸福感」。ととかくストレスがたまりがちな、現代社会を生きる私たちのキーワードでもあるな、と思います。


ダイエットに関していうのであれば、太っていることが「いけません!」というのではないのだと思うのです。


それによって、自分の幸福感が下がっているとしたら。

健康面にも影響しているのだとしたら。

そのことが問題だよね、ってこと。


心の奥底にある「幸せじゃない感じ」「欠乏している感じ」を満たす手段として「食べ過ぎ」「飲みすぎ」という行動に出ているんじゃないか? って考えてみることが大切なのだと考えています。


今日も読んでくださってありがとうございました。


みなさまの毎日にププッと笑顔が溢れますように♫