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こどもの にほんご

イタリアのクリスマスとお正月

2022.01.30 23:00

冬休みに、イタリアのクリスマス、お正月についての作文を課題にしました。

イタリアのクリスマスやお正月を知らない人が読んでもわかるように書いてくださいと、前もって伝えてあります。伝わるように書くことは、色々な方法で練習しています。

どの子もイタリアのクリスマスやお正月の様子を詳しく書いて、その子らしくまとめてくれました。



イタリアのクリスマス

                            2010年生まれ 男児

12月に入るとクリスマスのかざり付けが始まります。

木を買って電気や色々な色をした小さいボールを付けたり、ベランダとかに電気や「はしごを上るサンタ」とかも置きます。

あと24日の夜には、伝統的に、魚料理を食べます。今年はモデナのお父さんの友達の家でムール貝と黒タイの楽しい夕食でした。

25日は、イタリアでは親せきが家に来ていっしょに昼食をします。今回はルイーザおばさんがトルテッリーニとラザーニャを持ってきました。お父さんはブロードを作りおいしいご飯ができました。

お母さんはケーキを作り、プレゼントを開け夜までしゃべる、これがイタリアのクリスマス!!


                                         イタリアのクリスマス

                            2011年生まれ女児

イタリアでは、クリスマスが一年で一番大事な行事です。クリスマスのお昼は、家族全員で集まってごはんを食べます。

私の家では、前菜にブルスケッタを食べます。そして、パスタ料理はトルテッリー二インブロード、メインにはとりの丸やきをじゅんびします。つけあわせの野菜はとりといっしょにオーブンでやいたズッキーニやじゃがいも、にんじんなどを食べます。

さいごにパネットーネをいただきます。パネットーネはドライフルーツの入った甘いパンで、さいきんは日本でも売られています。

今年のクリスマスにはドライフルーツの入ったパネットーネではなく、チョコレートのパネットーネを食べます。楽しみです。


イタリアのお正月

                           2014年生まれ女児

イタリアには日本のようなお正月はありません。

そのかわり年こしをいわいます。十二月三十一日のおおみそかの夜、レンズまめとザンポーネやコテキーノというぶた肉のソーセージのようなものをたべます。

お父さんはとてもおいしいと言っていました。わたしはあまり口に合いませんでした。かわりに年こしそばをたべました。とてもおいしかったです。

さいごにパンドーロをたべました。パンドーロはおかしです。かんしょくは、やわらかくてシフォンケーキみたいです。みためは、こなざとうがかかっていて、大きな雪山みたいです。あじは、少しあまいです。

イタリアでは年が明けてすぐべファーナとよばれるまじょのおばあさんがいい子には、おもちゃ、わるい子にはすみをもってくるそうです。わたしはいちどボンドをもらったことがあるのでもしかしたら本当にべファーナがいるのかもしれません。

いつかコロナウィルスがしゅうそくしたら、日本でお正月をすごしてみたいです。