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みきと幽霊界の支配人

みきと幽霊界の支配人 第1話~幽霊の心得~

2017.10.15 00:52

支配人『おぉ~待っとったんじゃ~優等生!』


みき『はぃ?ゆうとうせい?ここは、どこですか?』


支配人『あ~詳しい話は!後でするから!とりあえず・・・これを読んどいてくれ!』


忙しく走り回る支配人。

幽霊a『支配人!!!!・・・あたし、あそこ辞める!』

幽霊b『支配人!!!!パンもらうよ~あっ!珈琲も頂き~』

幽霊c『支配人さんよ!!!!わしゃ、いつ生き返るんじゃ~』

支配人『・・・も~どいつも、こいつも~なに~!aは、後でもう一度こい!


bは、またわしの朝飯を食いよって!!!!


cは、もぉ300回もいきかえってるじゃろ・・・じゅんばん!わかるか!じゅんばんじゃ!!』


支配人『・・・優等生!ちと、ここで、待っといてくれ!たく!忙しいの~』


みき『はぁ~↘️・・・わかりました、

なんじゃここ!・・・なんじゃ?これ?!


幽霊の心得?!!!』




幽霊の心得


神様は、みんな均一に寿命30年を分け与えた。

すると、

ロバは、重たい荷物運びを30年もしたくないといい、18年に減らしてもらった。

犬は、30年も走り回ることは、出来ないといい12年に減らしてもらった。

猿は、30年も、ちゃらけて生きるのは耐えられないといい、10年に減らしてもらった。

人間だけが、30年は少な過ぎるといい、みんなの分を分けてもらい、最終的に、70歳にしてもらった。


・・・足された寿命は、元々の持ち主の形質を受け継いでいる。

ロバの分を足した48歳。

いろんな物を背負って生きている。

更に、犬の分を足した60歳。

足腰が弱り始める・・・。

更に猿の分を足した70歳。

猿のように・・・他人から、笑われたりする。