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できっこないをやらなくちゃ -やらない、と決める

2017.10.16 21:00

やらない、なんてできっこない。

やらなきゃならない、家事。

仕事が忙しくなると、余裕があればサポートしてくれる夫。

でも2人とも余裕がなくなると、荒れてくる家の中。

「片付いてるけど、めっちゃ機嫌が悪い私がいるのと、

 散らかってるけどのんびりしてる私とどっちがいい?」

「・・・・散らかっててもいいです」

そう、頑張る妻の不機嫌オーラはきっと、予想以上の負のオーラ。


これ、きっと私に限らないと思うですけど。

だったら、やらなきゃいい。

そんなことできない?


できっこないをやらなくちゃ、と歌うのはサンボマスター。

やらなくていいって歌じゃないんだけどね。


限界まで散らかるのはどうかと思う自分もいて。

出来る範囲だけ、やる。

モデルハウスの、なにも置かれてないすっきりしたシンク。

実際これを維持できるのか、は人それぞれ。

こうしたいかどうかも、人それぞれ。


たとえば皿を洗うにはいくつものステップがある。

私の場合は3ステップ。

1.食べた皿を流しのボウルに入れる。 →さげる

2.洗って、洗いかごに入れる。 →あらう

3.洗いかごから、食器棚にもどす。 →しまう


しまってないと、洗えない。

食洗機導入を考えたとき、ここがネックになった。

仕舞うが、めんどくさい・・・これはまたいつか別の話で。


このくらいキッチンカウンターの高さがあれば、中の皿は見えない。

時間がないときは、1.の下げてテーブルの上だけ整えばいい。


ひとつの作業をもう少し細分化して、区切りのいいところを決める。

自分と家族にとって心地いいギリギリのラインを探す。


友人は、洗濯のとき、洗うだけ自宅で、あとはコインランドリーで乾燥。

待ち時間、買い物したり、本を読んだり。

乾かして、たたんで家に戻るという。

干して、乾いたらたたむ、という時間と手間をお金で解決する方法。

その日のうちに終わる、明日のパンツの心配がなくなる(笑)


どこで、作業を止めるか、どこまでやるか。

時短、じゃなくラクする方法。

体力的に、無理をしたくない年頃と時期。

自分とつきあう方法を、まだまだ考えてみたい。


丁寧に暮らしたいけど、できないときはあきらめる。

それだけで、やらないと決めるだけで心も楽になる。

これをやってほしい、手伝って、といえないあなた。

「疲れてるから、今日はやらなくていい?」と聞いてみて。

がんばりすぎない。

それが大事なときもあります。


少しでいいから、がんばるのを休んでみるのもいいと思う。

不機嫌は伝染します、たぶんね。


写真はすべてモデルハウス(笑)

とてもじゃないけど、切り取ってすらUPできないこの頃。

ひと段落したら、猛烈に、片づけたい、と脳内では思ってます。