秋の七草 女郎花 (オミナエシ)
2017.10.19 22:00
秋の七草の1つ 女郎花は
黄色の小さな花が集まり 金色の繊細なレースのような姿から
Golden lace(金色のレース)と呼ばれています。
そんな女郎花の花言葉は「美人」「はかない恋」「親切」
秋の涼やかな風が吹きわたる野原で 儚く揺れる女郎花の様子が
これらの言葉を連想させます。
「秋の七草」は奈良時代に歌人として名高い山上憶良が『万葉集』の中で詠んだ
秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 おみなえし また藤袴 朝貌の花
この2首の歌が由来となっているそうです。
はるか1200年以上の時を超えて 秋の景色の中で咲き続ける女郎花
はるか遠い時代を想像させる ロマンを秘めた花ですね。