第3回 いわくらラボ~円形校舎とフィギュアミュージアム
平成29年10月14日(日)に、
倉吉市明倫地区のいわくら大黒座で、
いわくらラボが開催されました。
テーマは、円形校舎とフィギュアミュージアムについてです。
今回お話を伺ったのは、株式会社円形劇場の稲嶋正彦さん。
明倫AIRは、円形校舎の利活用の取り組みからはじまったのですが、
なぜフィギュアミュージアムに行き着いたのか、
お話を聞くことができました。
倉吉市は、
フィギュア大手のグッドスマイルカンパニーを企業誘致し、
倉吉市観光ではレトロ&クールツーリズムを打ち出しています。
円形校舎があるのは、
鍛冶町という鍛冶屋さんがたくさんあった地域なので、
稲嶋さんは当初は、ものづくりの場所にと構想を練っていたのですが、
建物の面白さを活かしたミュージアムにしてはどうかというアドバイスがあり、
試行錯誤の経て現在の形に落ち着きました。
従来のフィギュアを扱った既存の施設は、
個人のコレクションを展示するものが多いそうです。
今回、円形劇場では、複数企業の協力を得て、
ミリタリーなど、テーマに沿った複数の展示が予定されているとのこと。
そのため、
将来、テーマに沿って製作された、中村絵美さん、久保田沙耶さんの作品があれば、
展示されることがあるかもしれません。
ガチャガチャという
取得したいものが入手するまで何回もチャレンジしないといけない
フィギュアの無人販売機で取得した小さなフィギュアが、
ブラウン管のテレビの上の並んでいる風景って、
みたことありませんか?
第1回のいわくらラボでテーマとなった長谷川富三郎さんが制作した板画が
倉吉市内の民家の玄関に展示されていることと、
にていると感じるのは私だけでしょうか?
将来、明倫AIRの作家の作品が、
倉吉市内の各家庭で飾られるようになったら、
いいなあと思います。
記録係 里田