『楽園のおわり』を読了
2022.01.15 14:59
合気道本部道場の大先輩、谷さん(八段)の著書『楽園のおわり』を読了!
谷さんの本は「ビバ!アルゼンチン」「AIKIDO MY WAY」「ニンボスの墓標」「黄金のブタ」に続いて5冊目。
今までは最初の2冊は谷さんの自叙伝、そして後の2冊は小説という形を取りながらも、谷さんの経験がベースになっていたのに対して、戦後間もない頃の「塩田」での家族の日々を描いた今回の本は果たして谷さんの話なのか、全く別の話なのかが全く分からないままに最後まで読み進めたら、、、
「そうだ、ここのことを忘れないように、そして、戦後の苦しい日本にもこんなに平和で、のどかで、豊かな生活があったことを・・・いつか書いて残そう」
という少年のセリフを読んで、あーーー、この少年は谷さんだったんだ!とようやく分かりました。そして、「戦後の日本はこんな世界だったんだなーーー」「今度、谷さんにあの頃のことも聞いてみよう!」と思いながら読み終えたところです。