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Donuts Films

アイルランド 音楽紀行

2017.10.17 11:35

こんなタイトルの本、いくつか出版されてるんじゃないかな。


音楽の国っていう部分に置いては、机上の空論にならなかった。

あーほんとだ、ほんとにそうなんだ!という気持ちになった。


街が音楽で溢れてる。


ちょっと歩けば路上ライブ、ちょっと歩けば路上ライブ。

パブでは毎晩ライブ演奏。

音楽が鳴り止まない。


飲み物片手に心ゆくまでライブが聴ける。

しかもちょっと遅めの21:00スタートというお店が多くて、夕方過ぎは余裕があった店内も、ライブが始まり会社帰りのサラリーマンさんもどやどやっとやって来る頃には大混雑なのである。


わたしは、お酒はあまり飲めないし、女一人旅ゆえ、早めにライブをやってるお店へ行って、晩ごはん食べながらライブを聞くことにした。


飲み物だけのパブもあるけど、アイルランドの伝統料理がたべられるお店も結構ある。


しかも結構美味しいの。

イギリス文化と似てるからと言って侮っちゃだめ、アイルランドは美味しい、笑。

これとか、フィッシュ&チップス食べてみようと思ったものの、揚げ物&揚げ物はしんどいなーと、フィッシュ&サラダにできないかと聞いてみたらやってくれた\(^o^)/


魚のフライもサクサクの衣に中はジューシーな白身魚、とっても美味しい◎

アイルランド伝統料理のシチューとか。

クタクタに煮込んだ優しい味を啜りながらライブを聴くの、とてもいい。

1人でシチュー食べながらライブ聴いてたら、隣りにカップルが来て、わたしの拙い英語でも一緒に喋ってくれた。

そいで2軒目も一緒に行こうって。


嬉しかったなぁ。

そしてまたあるパブでは、おじさんたちに絡まれていたんだけど、突然ミュージカルみたいにみんな歌い出す。

「広島から来た」と告げると「○▽※〓〜ヒロシマ〜」とかなんとか歌ってくれていた、笑。


そんで「次あんた歌え。日本の歌を聴いてみたいから歌ってくれ」というとんでもない無茶振り。

無理って言っても聞いてくれず、困り果ててウルフルズとか口ずさんでみてもみんなポカーンだし、やれやれって思ってたら、近くでやり取りを聞いてたカナダ人のおばさんが突然『上を向いて歩こう』を歌い出した!


びっくりしたけどわたしも一緒になら歌えた。

なんだかとても嬉しいできごとだったよ。

別れ際におばさんがカナダの1ドルコインをくれた。

お守りにしよって思ったな。


このブログに動画が投稿できないのがほんとに残念である。

もし、インスタアカウント見てもらえたら、遡ってもらうことになるけど幾つか動画アップしてます。

この路上のかわいいおじさんとわんこの動画とか。

本気で誰1人として立ち止まらないのに、顔を真っ赤にさせるほどに一生懸命歌ってる青年のこととか。


わたし見逃してたんですけど、映画『ONCE ダブリンの街角で』の予告見て、これやん!この光景となりましたので、予告だけ貼り付けとこ。