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kojinkai

卍少女の脱皮。

2017.10.17 15:56

夏休み以降通い始めた子の数学について。

基礎事項は残す所一次関数のみとなりました。


今日は図形の証明を実施したのですが、

中3の相似の単元は学校の授業をよく聞いており、

それが相乗効果としてよく作用しており、

基本的な証明の作法はクリアー。

あとは独学できそうでした。



通塾がスタートして4週間が経ちますが、

なんにしても最も効果を発揮したのは

一次方程式です。


両辺にたす、両辺から引く、

移項する、両辺にかける、両辺をわる。


この動きの不器用さを改善するために3週間の

日数をかけて、学校の復習をしながらほとんどを

この一次方程式に費やしてきましたが、

かなり綺麗に正確に途中式を書けるようになり、

ミスはほぼ0になり、頻発していた符号ミスも激減しました。


おかげで二次方程式も綺麗になってきましたし、

一次関数の代入からの操作や、相似や面積比における

比例式の操作などもできるようになり、

数学の世界の幅が明らかに広がってきました。



どんなに周囲が難しいことをしていようと、

決して飛躍を許さず、基本問題集しか与えず、

本人的には不服な面もあったかもしれませんが、

信じてついてきてくれたことを嬉しく思います。



分かると出来るの違いを理解できたことや、

出来る問題をなお演習することの意味を

この子自身が短い1ヶ月の期間の演習で

きっちりと捉えられるようになったということは

一つの分岐点になったように思います。



しかし、そういったことよりも、

授業中に「マジ卍〜」とか冗談ぽい言葉を

言わなくなったということ、出来るようになったことに

素直にガッツポーズを表し、次へ進もうとする姿勢が

見られるようになったこと、そういった学習への

真摯な態度が見られるようになったことが、

彼女の大いなるひとつめの脱皮だったと

私は確信しているのです。