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ECCジュニアゆりが丘教室

13時の飛行機に乗れるのか?

2017.10.18 06:00

こんにちは。ECCジュニアゆりが丘教室のリリーです。


昨日、県庁前で思い切りいい空気を吸って、何気なく思い出して書き始めた、パスポートを失くした話、長くなってしまったので、一旦切って、今日はその続きです。


昨日の投稿はこちらです。↓


この投稿も、長いだけ長いので、気にしないでください〜。付き合わせてすみません。でも、書きたいので書きます。



9月17日(日)、朝、ロスで、パスポートを無くした。


3時間、探すだけ探した。


探すのは、おしまい。


疲れ果てて昼寝した。


起きたのは午後1時半ころ。


警察署で紛失届を作ってもらった。

警察署を出たのは夕方4時半ごろ


今日はそこからの続き


【必要なものを揃えるのだ】

とにかく、渡航書というものを手に入れなければならない。今日は日曜だから、明日朝一番で。


でも、明日の13時発のラスベガス行きの飛行機に間に合えるのか?無理だよなあきっと。でも行かなきゃ。アンテロープに行くために来たんだから。ラスベガスに泊まってアンテロープに行くのだ。


13時発は無理だとしたら夕方の便に変更してもらえるように自力で頑張らなければならない。


明日朝一番に日本領事館に行き、全てを最速で処理してもらう。

そしたら行けるのではないか。世の中そんなに甘くないか。


出来る限りの準備をする。

それだけだ。

なんくるないさ。

頑張れリリー。


何度も読んだ、「るるぶ」の、小さいけれど宝の記事。


渡航書申請に必要なもの3つ


⚫︎警察署発行の盗難(紛失)証明書

これはゲットした! 

夕方4時半


⚫︎6ヶ月以内に撮影した写真

これを今から獲得しに行く!


⚫︎身元が確認できる書類

iPhoneにパスポートの写真があるし、エスタもあるからこれは大丈夫なはず



【ID写真ミッション遂行するぞ】


私にとって、サリーが出してくれたマップとピンクのハイライターはお守りだった。

警察署からは、やはり、タクシーでパーシングスクエア駅まで。


直ぐに、サリーが教えてくれたドラッグストアWalgreenは見つかった。でもそこでは実は、ID写真を撮る設備はないと言う。


でも徒歩圏内にもっと大きいWalgreenがあって、そこなら出来るという。

店員さんに地図を見せて、その店の場所を教えてもらった。


全然大丈夫!行ける行ける。歩いた歩いた。3つ目の角、右折して、4つ目の角の手前。


あった、Walgreen。本当にここで写真出来るのかなあ。スピード写真みたいな機械は見当たらず、店の奥にあったのはこんなコーナー。

なんと、本当にここで、担当の人がデジカメで写真撮影してくれた。20分で出来るという。良かったーーー。



ホッとして、その写真コーナーから振り返ると、店内ハロウィーン一色!

おおおおおお


帰ったら直ぐハロパ準備なんだよなあ。


中学生ブースどうなるのかなあ、、、


昨日ハリウッドミュージアムで見た、「13日の金曜日」のゾンビのマスクと血まみれナイフがまさに売っていた。やだ、どうしよ、買うしかない?よね?スーツケース、半分空けてきたよな、入る入る、うん入る。


Amazonでも買えるのでは?いやいやリリちゃん、(自問自答癖)このアホな1日の思い出に、これはあの時ロスで買ってきた奴って、ゾンビのマスクを見るたびに思うの、いいじゃん。


グミ類も、怖いマスク類もゲットした。


ついに、ID写真も無事ゲットできた。 


2枚セットで18ドル。

なんでもいいよ、とにかくありがとうー♡ありがとう。何もかもにありがとう。


これで必要なものは揃った。


【おまけとともにホテルに帰る】


おっと、これを持って歩くのね。。も、なんでもいいよ。ヤケクソ。

店を出たら直ぐ地下鉄の駅


近くに野球?サッカー?のスタジアムでもあるのか、試合が終わって、観客が一気に地下鉄の駅になだれ込んできた時間帯で、人の勢いがちょっと怖かった。でもみんなすごく興奮していて、身体中から湯気が出て、チームのユニフォームTシャツを着ているから、派手な色とりどりで、活気に満ちていたとも言う。


そんな中で、あの紙袋を持って地下鉄に乗った。


タヌちっちの大冒険みたいな気分だった。


何はともあれとりあえず、全部揃った。イエイ!


シビックセンター駅を出たら、みやこホテルまで広い気持ち良い歩道を真っ直ぐ行くだけ。でも、結構距離がある。足が前になかなか出ない。超ゆっくり歩いた。こういうのを、「トボトボ」て言うんだな、と思ったら笑えた。トボトボでも到着。


後は明日朝一番に日本領事館に行くのだ。向かいのラーメン屋でラーメン食べて

早めに寝た。


【9月18日(月)Consulate General of Japan日本領事館へ】

9月18日、月曜日。朝日を見ながら、今日どんな運命になるかな、と思った。13時のラスベガス行きの飛行機に乗れるか。そして明日、本当にアンテロープへ行けるか。


日本領事館で、スムーズに事が運びますように。昨日私と接してくれた全員にありがとうと思った。


日本領事館の入ってるビルは、みやこホテルからわりと近く、ウォルトディズニーコンサートホールを横目に

ロサンゼルス現代美術館も直ぐそこ、でも、朝早すぎてまだ開館してない。にしても、外にあるこのオブジェ、すごい!気に入った。

そして、二度と使わないだろう、空っぽのパスポートケースと悔し紛れに記念写真。全編一人で行動している気楽さよ。今回、自撮り棒が有効だった唯一の写真


そして、ビルに入るための許可証を9時にもらい、17階の日本領事館、Consulate General of Japanに到着。

窓口が開いたのが9時半?あれ10時だったかな、もう記憶が薄れつつある。

とにかく、別に混んでもいなかったし、一番に番号の紙を引いて待ち、最初に対応してもらえた。


【窓口の女性たち、素敵】

13時の飛行機で飛ばなくてはならない、と言ったら、窓口の女性の顔色が一瞬変わり、「わかりました、全力でやってみます。ギリギリすぎてなんとも言えませんが、もしかしたら大丈夫じゃないかと思います。」と。


本当ですか?!!おお。どうかよろしくお願いします。


その日本領事館では、窓口の人も、窓口ではなくて、事務所内で書類に記入したりしている私たちの側で書き方などをサポートしてくれる担当の女性も、それはそれは気配り心配りの素晴らしい優しい女性たちで感激した。


書いた書類は下の二つ

⚫︎渡航書発給申請書

⚫︎紛失一般旅券等届出書


その待ち時間は、途方もなく長く感じられた。


その間も、数回、今回のツアー会社と連絡を取り合っていた。


空港までの時間など考えると、領事館を出るタイムリミットは11時だった。


11時を少し回った時、これはもう無理だと思って、夕方の便の手配をサポートしてもらいたいと、ツアー会社に電話をかけて話し始めたら、窓口から


「佐藤さまー」と名前を呼ばれた。

天の声!

できたんだ。

本当にできたんだ。

やったー!間に合った。

帰国のための渡航書。中は写真が、本物のパスポートみたいに加工されて貼ってあった。

大急ぎでタクシーを呼んで、ホテルへ。


【ツアー会社の完璧連携サポート】

ホテル前に、ツアー会社のスタッフが待っていてくれて、空港まで送ってくれた。


「空港の出発ゲートは混んでいるから、到着ゲートに行きます。そこで、もう一人、女性が佐藤さんを待っていますので、彼女に引き渡します。彼女に搭乗手続きなどもあっちに行くこっちに行くも全部案内してもらいますから、安心してください。」


神かと思った。

ああ、その二人のサポートのおかげで、あの広いロサンゼルス空港、着いてから、時間のロスなく、搭乗口まで辿り着けた。


その連携の見事さ、もう、ほんと有り難かった。一人では到底無理だった。MAX感謝。良かった。空港までの送迎料金を、払っていて本当に良かった。



間に合った。


このあとは無事ラスベガスに着き、次の日、早朝出発のアンテロープツアー


ホースシューベント

アッパーアンテロープ

ローワーアンテロープ

の3箇所全部見れるツアー、幸運にも天気に恵まれ、感動のひとり旅が締めくくられたのでした。



おまけに、まとめ


「パスポートを失くしたら終わりだよ。」と言う通説の先にあったこと。


パスポートを失くしたら、日本領事館に行って、帰国の為の渡航書を発行してもらう。その準備などの為に、楽しみにしていた旅程は丸一日以上ダメになる。グループで旅行していたらみんなに迷惑をかける。


無事帰国できるように、正しい情報のみを得て、動くのみ。


帰国が予定通りに行かないことも多いだろうが、渡航書は発行してもらえる。


私のケースは、その日領事館が混雑していなかった事など、とてもとても幸運なケースだろうと想像するが、とにかく、準備さえしていけば、運が良ければ、数時間で手にできる。


【渡航書発給を申請するのに有効だったこと】

⚫︎ID写真2枚

二つの書類それぞれに貼るので、二枚必要でした。あって良かった!

⚫︎パスポートの写真

iPhoneのメモに貼ってあって、すぐ出せて良かった〜。

⚫︎本籍を正確に覚えていた事

本籍の最後番地の後ろ、どうなってるか、ちゃんと覚えていてセーフだった。

本当は戸籍謄本が必要だったが、持っていなかったので、帰国したらすぐに郵送すると誓約書を書けば、事は進めてもらえた。帰国翌日、すぐに市役所に行って、戸籍謄本は送り済み。


⚫︎飛行機の便名、ホテルの住所、電話番号

飛行機の便名、アメリカ国内での滞在先の欄がある。ツアー会社が発行してくれた書類をもちろん持っていたから、問題なかったけど、持っていなかったらすぐには書けなかったことばかり。


⚫︎警察署発行の紛失届

もちろん万全で心強かった。窓口の人は、それもしっかりコピーをとって添付して書類を送ってくれていた。しかし、この場でも、写真入りの紛失届を書いたので、もしかするとあれがなくても、大丈夫だったのかもしれない。どちらかは定かではない。

ただ、窓口で紛失の顛末を説明する時間はかなり省けた。今回それはとても良かった。それから、あの体験自体、今回の旅行で1番大きな出来事で、大変面白かったから良かった、ということで。


以上


何もかも全部感謝ばかり


いつも子供らに言って聞かせてることを、自分が失敗したんだから〜やーん、すーみーまーせーーん。


本当にみなさま、お気をつけください。立ち去る時ごとに、振り返って、置き忘れていないか確認ですよ。


こんなでも、自分のこと好きです。はい。





随分長くなってしまいました。最後までお読みいただいた方、ありがとうございましたー😊