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この時期を待っていた!上海蟹シーズンの必食メニュー『大閘蟹粉籠仔蒸飯』滬江飯店@尖沙咀

2017.10.18 07:31

上海蟹(香港では大閘蟹といいます)のシーズン本格到来!で今年は何回楽しめる機会があるかな、というところですが今回ご紹介するお店「滬江飯店」(Wu Kong Shanghai Restaurant)は、毎年定番ながら、バランス良く「上海蟹セットコース」を良心的なお値段で食べられるお店です。しかも、このお店でこれは必食!なメニューがそのコースに含まれているとあり、毎年上海蟹のシースンになると最低1回は訪れています。


滬江飯店は、九龍サイドなら尖沙咀、香港島なら銅鑼湾にお店がありますが、2017年は尖沙咀店をチョイスしました。(昨年の2016年は、銅鑼湾店を訪れました。)観光や出張で訪れる方は、九龍サイドのホテルを利用される方の割合の方が多く、今回の尖沙咀店が、駅からも近い好アクセスな立地で、訪れるのにピッタリです。

尖沙咀のお店は、地下の階段を降りた立地。天井が狭いのですが、奥行きのある店内です。


こちらが毎年必ず1回は食べる、定番、お決まりの上海蟹セットコースメニュー。値段は年々値上がりしているようですが、2017年のお値段は570HKD+10%サービス税。


単品にチャレンジされたい方は、上海蟹をふんだんに使った「蟹粉メニュー」があります。が、値段を見ていただくと、570HKDのセットメニューがいかにバランスがよく、良心的なお値段かおわかりいただけると思います。

さて、コースの最初からいきなりフカヒレ入り上海蟹スープです。濃厚でいきなり上海蟹の醍醐味がわかるスープ。ずっと飲んでいたい気持ちになるスープです。

お次は上海蟹の身がぎっしり詰まった「蟹粉小籠包」。1個がかなり大きいサイズ!

さて、上海蟹は、コースに入る前に「これからこれを蒸しますよ~」とテーブルでお披露目してから、厨房で蒸されます。

蒸された蟹は、1分もかからない速さで店員さんが食べやすいように解体してくれます。手馴れている解体の様子は、もはやショーのようです。食べられない細かい部分も全てサーブする前にハサミで丁寧にカットしてくれます。自分でここまで綺麗に解体絶対にできませんね・・・。熟練の技です。これに、上海蟹と相性バッチリの生姜みじん切りを入れた黒酢がサーブされます。

そして、上海蟹といえば!な生姜茶。甘い味がついていますが、上海蟹を食べると体が冷えると言われているので生姜茶がどのお店でも必ずセットでついてきます。

そして!これが本命の『大閘蟹粉籠仔蒸飯』!!!上海蟹あんの身、卵が入った贅沢蟹あんの下に鎮座するのは、もち米。混ぜ麺スタイルは他のお店でもやっていますが、もち米と蟹あんのコンビネーションが楽しめるのはココだけ。もう、悶絶ものな美味しさです。



コースの大閘蟹粉籠仔蒸飯には、シンプルな豆苗の炒め物が添えられてサーブされるのですが、サっと強火であおった後、スープに浸された調理法は、素晴らしいの一言。

シメのデザートには、トローリ黒胡麻餡がたっぷり入った大ぶりな白玉が生姜たっぷりの糖水に入った定番デザートが。普段あまり甘いものをいただかないのですが、これは甘いのに生姜のサッパリした味わいのお陰でスっといただけます。


写真を見るだけでまた食べたくなってしまう、そんな滬江飯店の上海蟹セットコースは、これを食べにわざわざ香港へいらっしゃる方もいらっしゃるくらい、ファンがついています。上海蟹が食べられるシーズンのみの期間限定提供コースですので、必ず訪れる数日前には予約されることをオススメします。予約ナシだと、稀に21:00過ぎに席が空いていることもありますが、チャンスを逃さないよう、必ず予約をして下さいね。


【店舗情報】

店名:滬江飯店 Wu Kong Shanghai Restaurant

住所:尖沙咀彌敦道27-33號良士大廈地庫

   LG, Alpha House, 27-33 Nathan Road, Tsim Sha Tsui

電話番号:2366-7244

営業時間:月-日 11:30-23:30

定休日:ナシ

URL: http://www.wukong.com.hk/