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みきと幽霊界の支配人

第6話みきの選ぶ道2

2017.10.18 07:17

みき『支配人、今すぐ下界にいける?』


支配人『行けなくもないが・・・』


みき『今すぐ行く!早くどうやっていくん?なぁ?!!・・・』


支配人『そぉ~慌てるな!ったく、関西人は、すぐ急かす~』


みき『私、岡山やし!中国地方やし!!』


支配人『おぉーそうじゃったなぁ~・・・

紅葉まんじゅう~!!!!!』


みき『それっ!広島、B&Bね!・・・ベテラン攻めてくるなぁ~』




支配人『さすが!よー知っとるの~・・・

お前さんの場合、一葉のぬいぐるみが出入り口じゃ!』


みき『分かった!今すぐ行ってくる!』


支配人『心配じゃ!!!!!ワシも行こぉ~・・・残してきたポチとたまにも、逢いたいしの~!』


みき『犬とネコ??!』


支配人『息子と娘じゃ!』


みき『・・・・・・』

準備をする支配人の後ろで、こいつ大丈夫か?と言わんばかりに、首を傾げるみき


支配人『・・・何しとる!行かんのか?はよ~準備しろ!!!お前さんも、はよ!!着替えんか~!!!!!』

みき『えっ!えっ~!!!!!・・・宇宙飛行士かよ!!これ着ないと、行けないの?』


支配人『いや!これは、ワシの自慢の仮装パーティー用の服じゃ!!!

お前さんも、さぁ~早く!!!!!』

みき『だから、ちかぃ!!!・・・

(言われるがままに着替えるみき。鏡に映る姿を見るなり・・・)

いややぁ~!!!!!』

みき『・なに?!・・支配人、宇宙飛行士になりたかったん?』


支配人『いや!昔からダイバーに憧れとるんじゃ~!!!』


みき『服まちごぉ~てる~!!!!!!!!!!』


支配人『えっ!300年着とるが、誰も言わんかったぞ~』

落ち込む支配人


冷静に白い目で見つめながら、呆れ顔のみき



みき『もぉ・・・いいから行こぉ~!行くの・・・めっちゃ大変?』


支配人『いや!行きたい者の顔を浮かべればすぐ行ける!!!!!』


みき『着替えんでええやん!!!!!』


支配人『まぁ~そう怒るな!よし、行くぞ…思い浮かべるんじゃ~そして、強く想うんじゃ!!』

みき『わかった・・・』



下界に付くと、みきの通夜が行われている・・・

父親 雅也、 母親 みさき、病院から駆けつけたかずま、弟 正夢が座っている。


離れたところに1人 一葉が座っている。